東北な温泉

鶴の湯温泉


鶴の湯温泉

(乳頭温泉郷)
鶴の湯温泉 - 施設の外観1鶴の湯温泉 - 施設の外観2
鶴の湯温泉 - 湯小屋鶴の湯温泉 - 湯小屋と宿泊棟
〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖先達沢国有林地内 TEL.0187-46-2139

入浴 600円
入浴、食事、宿泊
内湯(男3、女2)、露天(混浴1、女性1)
シャンプー・セッケンなし

女性・露天風呂は夏季のみ2つになる

 6月、乳頭温泉の看板役者、萱葺き屋根に、ランプに、囲炉裏ありの人気の宿「鶴の湯温泉」にやって来ました。メイン道路から折れて2kmほど山道(途中砂利道あり)を奥地に進めば、疲れた頃にちょっとだけ開けた空間があり、そこが鶴の湯の敷地に‥。

 たくさん車が止まる駐車場から歩いて奥に進みますれば、本陣「鶴の湯」の門構えがあり、その奥に萱葺き屋根が見事なまでに奥へと続いておりました。なるほど、よそには無い秋田の宝ですな、これは~。
「んー、いつ来てもここは別世界だな~」と思いながら、本陣奥で受付を済ませ、お目当ての混浴露天風呂へと向います。(‥でも混浴が目当てではありません、たぶん)。

 お‥、目に入りし光景は、若いカップルとお爺ちゃんが一人入浴している姿。ふ~んと思いながら、先の「中の湯」の建物で服を脱ぎ、露天風呂に出てみると、何か女性の視線が痛いのです。あ、フリチンだった~。そそくさと、かっこ悪く前をかくす自分でございました。どうも混浴だった事を忘れていたみたいです。でもなんだか開放的な雰囲気なので、それほど恥ずかしいと思わないのが不思議なんですね。(キミ、カップルで来ているのだし、こっちは見ないでくれたまえ!)。

 ここの硫黄泉は、本当に乳白色で、お湯の中がまったく見えませぬ。また、ツブツブの湯ノ花なども殆ど無く、きれいなミルク色なんですよね。う~ん、これは別格~。

 湯船というか「湯の池」を歩いてみると、底に玉砂利が敷かれており、浸かってじっとしていると、時折ブクブクッと底から気包が沸きあがり、源泉のありかを教えてくれるのです。‥あんまり長居すると、イヤラシイと思われるので、おいどんは程々で引き上げまするよ。

その1 > 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉 源泉:鶴の湯 39.4℃ pH7.1

ナトリウム 717, カルシウム 145, 塩素 825, 炭酸水素 919, 硫酸 249 (平成17年分析) 湯温が高いとき加水


その2 > 泉質:含硫黄・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉 源泉:滝の湯 53.3℃ pH6.7

ナトリウム 584, カルシウム 130, 塩素 669, 炭酸水素 769, 硫酸 220, 遊離二酸化炭素 118, 遊離硫化水素 6.9(平成17年分析) 湯温が高いとき加水



※過去のレポート → 鶴の湯温泉2002
鶴の湯温泉 - 混浴露天風呂1鶴の湯温泉 - 混浴露天風呂2
鶴の湯温泉 - 内湯1鶴の湯温泉 - 内湯2
鶴の湯温泉 - 内湯3
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©東北な温泉0906 , 17rw , Update:2024/02/03