東北な温泉

奥岳の湯


あだたら山 奥岳の湯

(奥岳温泉)
あだたら山 奥岳の湯 - 施設への道のりあだたら山 奥岳の湯 - 施設の外観
あだたら山 奥岳の湯 - 施設前の通路あだたら山 奥岳の湯 - 脱衣所
〒964-0029 福島県二本松市永田字長坂国有林13 TEL.0243-24-2141

入浴 600円
入浴のみ、近くにレストハウス(食事可)
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

標高:約950m
2015.12 営業開始

 8月、岳温泉街から数キロ程上った「あだたら高原スキー場」のそばに、最近できた日帰り温泉「奥岳の湯」にやって来ました。一般駐車場の先に、別途駐車場付きで造られた施設は、冬の風雪にさらされるのを見越してか黒っぽく塗られてあり、それは案外小ぢんまりとしているのです。

 中に入ってみると、若くて愛想の良いお兄さんがいて(帰りはお嬢さんに変身)「JAFかスキー場の会員証があると割引になりますよ」と、元気よく声を掛けてくるもので、ちょっと戸惑ってしまいました。どうやら先に申告しないと厄介なことになるので、そうしているみたいなんですね~。
 そこにあった(男・女・県外・県内などのボタンがある、ややっこしい)券売機システムにて受付を済ませ、奥の浴場に向かってみますと、なぬ~、見事な内湯と露天風呂がドカーンと横たわっているではありませぬか~。そしてまた、その向こうに見事な山々がドデドデーンと‥。全然情報なしで来たもので、思わず見とれ、立ち止まってしまいましてね~。

 喜び勇んでお風呂に飛び込んでみますれば(というか、以前に岳温泉に浸かったことがあるので知ってはおりますが‥)それは薄い白色に色付いたお湯で、ほんのりと硫黄の匂いがあり、肌をこするとメッタリとくっつく肌触りの、酸性の温泉でありますね~。注ぎ口からのお湯の投入量は少ないですが、案外多くのお湯がオーバーフローして行くようなのです。内湯が加温なしと表示してあるところをみると(くろがね小屋付近にあるという)源泉に近いということなんでしょうか。

 まあまあ、そんなことはさておき、この露天風呂に浸かって、涼しい風に吹かれながら向かいの山々を仰ぎ見れば、もう何も言うことはございませぬよ~。う~ん、期待せずに来てみたところに良きお風呂、とってもご機嫌‥。このシチュエーション、おそらく県内一の眺望の湯なんじゃないですかな。ま、でも、真冬はどうなるのよ~とお客さんが口々に心配しておりましてね~。

 帰り、駐車場に戻り辺りを見渡せば、県外ナンバーの多いこと~。聞けば、もはや休日には沢山のお客さんでいっぱいになるんだとか。

泉質:単純酸性温泉 低張性酸性高温泉 源泉:岳温泉 元湯 56.7℃ pH2.5

ナトリウム 14, 塩素 2, 硫酸 362, メタケイ酸 137(平成21年分析)露天に撹拌用循環装置と加温、内湯・露天ともに加水あり、毎日入れ替え

あだたら山 奥岳の湯 - 内湯1あだたら山 奥岳の湯 - 内湯2
あだたら山 奥岳の湯 - 露天風呂1あだたら山 奥岳の湯 - 露天風呂2
宿泊は岳温泉のホテル旅館一覧
©東北な温泉