東北な温泉

奥中山高原温泉


奥中山自然休養村管理センター

奥中山自然休養村管理センター 朝朱の湯 - 奥中山高原スキー場奥中山自然休養村管理センター 朝朱の湯 - 施設の外観1
奥中山自然休養村管理センター 朝朱の湯 - 施設の外観2奥中山自然休養村管理センター 朝朱の湯 - 休憩所
〒028-5133 岩手県二戸郡一戸町奥中山字西田子662-1 TEL.0195-35-3131

入浴 570円
入浴、休憩室(無料)、食事
男女別(内湯1、露天1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり


※無料バス運行中

 11月、一戸町(奥中山)の町から西へ。と、そこにある西岳の山腹に白く浮かぶスキー場を目指して坂道を上って参りますと、スキー場のすぐ下に2つの施設があり、そのうちの露天風呂がある方の「朝朱(あさあけ)の湯」へと突撃してみたのです。‥もう片方は煌星(きらぼし)の湯。施設は大きなものですが、左の奥側が温泉施設で、そちらに入り口が別途設けられてありました。

 余談ですが、この山の奥にもう一つ山があって、それは(自分とは無関係なんですけど)毛無山というそうで‥。目ざとく見つけてしまって、どうもすみませぬ。
 中に入り、券売機で券を買おうとしたら、あっちで受付のオバサンが手招きするもので、そちらで直接料金を払って入場することに‥。

 同階にある浴場には、3つ繋がったお風呂があり、1つは水風呂で、あとの2つは「熱い」のと「ぬるい」のに分けられてありました(もう一つ小さな電気風呂も別途あり)。で、一見、縁からかなり低い水位になっているように見えたのですが、奥側にちゃんとオーバーフローするところがあり、目を凝らして見たら、真面目に掛け流されておりましたです。

 お湯は、ほんのわずかに白っぽく色付き、だいたい無臭といってよいものの、少しの粘土系の匂いと、気のせいかと思うほどのアブラ臭も感じられました。ま、最大の特徴は炭酸水素が大量に含まれるところで、そのかな~りヌルヌルする肌触りのお湯は、入浴する人間達を大変喜ばせているのです。そうですね、気のせいかコロコロとすべるようなヌルヌル具合いかと。

 などと御託を並べながら浸かっておりますれば、気が付くといつの間にかお湯が止まっていて、唖然。が、しばらくしたら湯量は少ないですが、またお湯が注ぎ出して、ありがたや~。ま、露天風呂のお湯が止まらなかったところをみると、温度調節のためなんですかね~。んーと、思いがけず良い湯に出会って、とってもようございました。

 お客さんは、ご近所さんと思われるお年寄りが、三々五々訪れておりましたよ。まあ、この辺のオアシスだす。

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性温泉 源泉:奥中山高原温泉(朝あけの湯) 60.9℃ pH7.8

ナトリウム 680, 炭酸水素 1449, ラドン 11.38Ci(平成18年分析)飲泉可

奥中山自然休養村管理センター 朝朱の湯 - 内湯1奥中山自然休養村管理センター 朝朱の湯 - 内湯2
奥中山自然休養村管理センター 朝朱の湯 - 露天風呂
露天の片方は電気風呂
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