東北な温泉

旅館元湯


旅館元湯

(鬼首温泉)
旅館元湯 - 施設の外観旅館元湯 - 施設前の景色
旅館元湯 - 館内
〒989-6941 大崎市鳴子温泉鬼首字宮沢32-1 TEL.0229-86-2238

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり

 11月、今日は吹上へ上る途中にある温泉集落のうち、一番上にある「旅館 元湯」へとやって参りました。建物は本館と新館とがあり、昼過ぎ、どちらの玄関で声をかけても反応が無く、何となく生活臭のする本館の方にて、しぶとく声をかけておりますれば、やっとゴソゴソッと女将さんが出て来られまして、ふう~。‥きっと昼寝をしていたんザマショ。あ、結局のところ、新館の方が日帰りの入口みたいですぅ。

 と、鳴子から鬼首へ向かう念願の花渕山バイパスが完成しまして、とっても行きやすくなりましてね~。
 1Fのちょっと奥にある浴場へ向かいますと、小さな脱衣所の先に中くらいの浴室があり、室内にはコンクリート造りに縁だけ御影石を貼ったような、少し大きな湯船が横たわっております。そこには、とっても熱いお湯がチョロチョロチョロと注がれ、静かにゆっくりと掛け流されておりました。‥源泉の湯量は多いんでしょうが、超熱なので少しだけ投入しているみたいですね。

 浸かってみれば、お湯は無色透明で匂いはなく、肌をこするとテカツルッとするみたいな感触があり「おうおう、家のお風呂とは違うなーやっぱり~」と‥。最近ちょっと体力を落としてしまっていた自分には、こんな単純っぽいお湯が、やさしくてとってもいいお湯に思えるのですな~。開けた小窓の外に見える、源泉槽の蒸気を眺めながら浸かると風情もよろし、この上ない幸せを感じる次第なんでございました。

 男湯の方はおじいさん2人が入って来られましたが、女湯の方はしばらく誰も入らなかったのか、とっても熱いお湯だったらしく、水で埋める音をものすごく響かせておりました。‥MG氏の仕業~。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:元湯1号 93.2℃ pH8.3

ナトリウム 250, 塩素 329, メタケイ酸 223(分析:平成20年) 源泉掛け流し、分析表に「僅かに硫化水素臭」とあるが、湯船・注ぎ口では匂いなし

旅館元湯 - 内湯旅館元湯 - 洗い場
旅館元湯 - 源泉槽
宿泊は鬼首温泉のペンション旅館一覧
©東北な温泉