東北な温泉

三之亟湯


旅館三之亟湯

(中山平温泉)
旅館三之亟湯 - 施設の外観1旅館三之亟湯 - 施設の外観2 〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉字星沼77-53 TEL.0229-87-2120

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり
、洗浄器付きトイレ

 5月、幹線国道からはちょっと奥まった所にある中山平温泉駅のすぐ裏、小さな住宅街の静かな路地にあり、その名も雰囲気にあふれる「三之亟湯(さんのじょうゆ)」にやって来ました。ここは本当に駅の真裏に隣接するように建てられており、旅館に着いて間もなく、列車が止まるブレーキの音が「キキキーキー」と、のんびりと聞こえてきたのです。

 今日は五月晴れの穏やかな日、少し離れた駐車場から路地を歩いて来ると、なんとも太陽がまぶしいこと~。余談ですが、目が大きい人は(自分、ふつう)、もっとまぶしいんですかねぇ。‥欧米人がサングラスをかけるのは目の色のせいとも言われておりますが、大きさも関係あるのでは? などと迷走したり‥。
 さて、館内に入り受付を済ませると、案内された浴場は玄関からすぐ奥の所にあり、それは予想以上に小ぢんまりとした男女別の浴場に分かれておりました。

 で、中に入ると、浴室の大きな四角い窓からは、とってもキレイな坪庭が見え、その窓の下にイビツな四辺形の小ぢんまりとした湯船があり、そこにトロトロと無色透明のお湯が注がれておりました。して、お風呂は湯船の縁の一部に切り込みが設けられ、そこからお湯がオーバーフローする仕組みなのですが、お風呂にザブーンと浸かると、全面からお湯が音もなく大理石の床に流れ出し、見た目の感覚で「サーッ」という音が聞こえてくるようでして。

 それで、お湯は炭酸水素とアルカリ性のダブルのヌルヌル成分を有し、オイルを塗ったようにツルンツルンとした肌触りを呈しており‥。また、匂いもなく、飲みたくなるような、とってもキレイなお湯なのでございました。

 んー、このような落ち着く静かな湯治場も、よろしいざましょ。

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:今野源泉 63.6℃ pH8.4

ナトリウム 396, 炭酸水素 988 分析:平成20年

旅館三之亟湯 - 内湯1旅館三之亟湯 - 内湯2
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