東北な温泉

大釜温泉


大釜温泉

(乳頭温泉郷)
大釜温泉 - 施設の外観大釜温泉 - 駐車場からの施設の外観 〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林内 TEL.0187-46-2438

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂2)
シャンプー・セッケンあり

 4月「えっ、何それ?」と惹かれてしまう、含ヒ素という珍しい泉質表示に誘われ、強豪揃いの乳頭温泉の中から、早々とこの「大釜温泉」にやって来たのです。

 で、”含ヒ素”というのは、自分の持っていた情報誌に書いてあったもので‥。んー、どちらかと言うと、ヒ素は毒なんですけどね~。実際、情報誌って適当が多いザマスよ~。分からんで書いているというか、言われたまま書いているというか‥。

 してその外観には”ひなび感”が十二分に漂い、厳しい冬の痕跡がありありと現れておりますが、館内はまだまだ結構きれいで、気持ち良く過ごせまして‥。んと、春のGWの時季、宿の周辺にはまだ雪が残っておりましてね~。
 さて、なかなか出て来ないと思いきや、普通に出ていらっしゃった宿のオジサンにて受付を済ませて、浴場へ。すると、奥にある浴場は駐車場から見えた湯小屋そのものでして、そこには大きな内湯と、外に大小2つの露天風呂が設けられてありました。

 で、浴室全体を占領するようにある大きな内湯と、外の小さい方の露天風呂は、白色が混じりつつ緑色に濁ったお湯で、鉄の匂いもプンプンとしていますね~。それと、外に出てすぐにある大きな露天風呂は茶色に濁り、肌触りがキシキシするところをみると、こちらは酸性のお湯なのだと思われます。まあ、どちらも新鮮で気持ちの良いお湯ですが、なんといっても湯量豊富で、また流れのある大きな内湯が最高でございます。

 そして露天風呂は春の陽気で虫が多く、それらがブンブンと元気よくて‥。んー、自慢にもならないですが、蚊を一匹やっつけておきましたけど~。

 マネージャー談によると、女湯の露天風呂に入っていたら、突然工事のオジサンが何気なく入ってきて「あっ、女湯だったね、ごめんね!」と言いながら平然と去って行き‥。また、熱いお湯にほんの少し浸かっただけのオバサンが「ゆでダコ、一丁上がり~」と言い放ちながら出て行ったり‥。で、落ち着いて入っていられなかったそうなのです。‥たまたま、なんでしょうがね~。

 はい、ここは乳頭温泉の中でも、いや全国でも、とても珍しい温泉の一つ。硫黄温泉に飽きたら是非‥。

泉質:酸性‐含鉄(Ⅱ)‐アルミニウム‐硫酸塩泉 低張性酸性高温泉 源泉:大釜温泉 94.7℃ pH2.5 90L/min

アルミニウム 19, 鉄Ⅱ 21, 硫酸 332, メタケイ酸 520(分析:平成13年)3キロ上流から引湯

大釜温泉 - 内湯大釜温泉 - 露天風呂・大
大釜温泉 - 露天風呂・小
内湯、露天・大、露天・小の順
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