11月、遠刈田温泉の小高い所、町を見渡せる絶好の場所にある旅館「三治郎」にやって来ました。ここは旅館とは別に「湯の里・三治郎」という日帰り温泉を別棟にて営業していたので、今日はそちらへと‥。
で、最初に案内されたのが、2時間という制限付き(でも広間付き)。でもそのおかげでお客さんのハケが良く、みなさんが程ほどの時間でお帰りになりましてね~。なわけで、2時間はなかなか絶妙な時間割り~、でも焦るザマスよ、きっと、そりゃ。
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中に入ると1階に受付、食堂、売店、休憩所があり、前述の2時間までの広間付きに対応するためか、2階にもまた休憩広間がしつらえてありまする。
最初に2階の休憩広間に向かったところ、先客が食べていた珍味の匂いが、密封された冬季の広間に充満しておりまして‥。んーと、慣れればどうってことありませんが、たまらず1階休憩所へ避難‥。で、そこは薄暗くて静かで‥。しばらくすると、全員がまるで催眠ガスにでもやられたかのように、グーグー眠りこんでしまいましてね~。またそこへ後からやって来た人も、ここは仮眠室なんだと思い込んでしまい、すぐに寝てしまうのでございます。
ちょっとして我に返り、眠気を振り払って浴場に向かいます。するとそこには窓際に細長い内湯が設けられ、先の外に四角い小さな、でも趣のある露天風呂が備えられてありまして‥。その露天風呂からは、高い建物の無い遠刈田の温泉街が一望に見渡せ、またそれらが近いので妙なリアル感に。
お湯は少し茶色に濁っていて、ほんの少しスベスベする肌触り。源泉は共同浴場と同じですが、温度を下げるためか、ちょっと加水しているようにも感じます。露天風呂の方がちょっと濃く、茶色の湯の華も舞っておりましたよ。
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:遠刈田7号泉 65.7℃ pH7.0
お昼に食堂にて温麺(うーめん)を食べると、それに付いていた青唐辛子味噌がとても気に入り、自分用のお土産に買ってしまったんですよね。当時、食事をすると、もう2時間OKだったと‥。 |
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