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南三陸ホテル観洋


南三陸ホテル観洋

(志津川)
南三陸ホテル観洋 - 施設の外観南三陸ホテル観洋 - 館内
南三陸ホテル観洋 - 館内・ラウンジ南三陸ホテル観洋 - 施設からの景色
〒986-0766 宮城県本吉郡南三陸町志津川黒崎99-17 TEL.0226-46-2442

入浴 840円(入浴当時、食事付または館内利用1000円券付で2100円)
入浴、食事、宿泊
男女別(内湯2、露天1、サウナ)
シャンプー・セッケンあり

2004.04 温泉運用開始

 8月、志津川湾に面す崖の上、対岸から見るとまるで海の上に建てたように見える豪華な大型ホテル「南三陸ホテル観洋」にやって来ました。この辺りでは本当に待ち望んだ天然温泉。やっと掘り当て、今年、運用を始めたのです。ちょっとお高いけど、日帰り入浴もOKというので、ワクワク(料金にがっかり)しながらやって来ましてね~。

 と、広い館内は海側のほとんどがガラス張りのラウンジになっており、どこからでも海を眺めてボーッとできる、夢の島なんですのよ、ここは~。
 玄関フロア(5F)で受付を済ませ、まっしぐらに浴場へと突進。お風呂は2Fと4Fにあり、2Fの方にお目当ての露天風呂付大浴場があるよう。なので「2Fの露天風呂に行くしかないでしょう」とそちらへ。すると、あろうことか今日は点検の日とかで、男湯の露天風呂はお湯が空っぽでございまして‥、ガーン。しかも、ここは入口で券を渡して入るので、どちらか一方しか入れないのです。

 でも、そんなことでは、くじけないこのワタクシ。内湯に浸かり、露天風呂に行っては涼み、またそれを繰り返しつつ、えも言われぬ絶景の景色を楽しんだとです。まあ、内湯といえども大きな窓から志津川湾が一望にでき、とても優雅で、また豪快で、何とも言えない開放感が味わえるんですのよ。それと、湾に浮かぶ養殖棚も景色の一つ、人々の海での営みが垣間見え、それは味わい深い風景なのであります。

 お湯は、たぶん循環加熱だと思われますが、湯船からお湯がオーバーフローするように(見えるだけか)なっており、案外清潔感が保たれていて‥。簡単に申しますと、匂いのない無色透明の、とてもさっぱりした温泉ですけど。まあ、この景色を見たら、泉質がどうのとか言うのは野暮というもの。ここは景色を楽しむ温泉だと思いましょう。

 ちなみに、女性露天風呂は2つに分かれていて、岩穴に入っているような感じの、うまく演出された露天風呂だったそうなのです。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性アルカリ性低温泉 源泉:南三陸温泉 30.0℃ pH8.7 1265m掘削 46L/min

ナトリウム 336, 塩素 576(なぜか塩素臭なし)



 利用料金に組み込みの1000円分チケットを使い、レストランで磯ラーメン(1050円)を食べてみると、前に食べた時よりも磯ラーメンっぽくなっていまして‥。前回はしょうゆ味だったのですが、今回はちゃんと塩味の効いた、とてもおいしい磯ラーメンに進化。レストランからの眺望も、最高ですぞ~。
南三陸ホテル観洋 - 4F内湯南三陸ホテル観洋 - 2F内湯
南三陸ホテル観洋 - 2F露天風呂(空)南三陸ホテル観洋 - 露天風呂からの景色
南三陸ホテル観洋 - 施設のレストラン・磯ラーメン
4F内湯、2F内湯、2F露天風呂(空)、露天風景、磯ラーメンの順
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