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秋保の郷ばんじ家


秋保の郷ばんじ家

(秋保温泉)
秋保の郷ばんじ家 - 施設の外観秋保の郷ばんじ家 - 館内
秋保の郷ばんじ家 - 広間
〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師40-2 TEL.022-397-3156

入浴 500円
入浴、休憩(別途料金)、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂1)
シャンプー・セッケンあり


※2008年 売却 (公共)ホールサムインばんじ→(民営)「秋保の郷ばんじ家」に。
※2021.03、閉館

 4月、秋保温泉の奥の方、老舗のホテル佐勘の先にある公共系の温泉宿「ホールサムインばんじ」にやって来ました。秋保温泉の宿としては比較的に宿泊料金が安く、私のような貧乏人には、とても助かる宿なのです。という訳で、かなり前にここに宿泊したことがあるのですが、泊まり心地はまあまあ、それなりだったように記憶しております。

 中に入ると玄関の靴箱にスリッパがあるので、それに履き替えてから上がります。私のようなガサツな人間は、そのまま入って行っちゃいますから、気をつけないと‥。
 して、浴場は1Fの受付奥にあり、広間は2Fで、テーブル6つの小さな部屋で‥。広間のテーブル間隔が広くて、ゆったりと使えますが、部屋を少人数で使う分、人間関係もはなはだ濃くなり、他人がとても気になる感覚を覚えてしまいましてね~。んと、とても居たたまれなくなり、すぐ退散‥。

 さて浴室に向いますと、北側の大きな窓から光が差し込み、窓の外には広瀬川、その向こうの道路の先に消防出張所が見えていました。また道路を歩く人が見えるので、向こうからもこちらが見えているのでしょう(でも日陰で暗がりでしょうから)。で、こんなシチュエーションで体を洗ったりするのは、とっても気になるのですが、背中を向けてカランに座ると、いつの間にやら忘れてしまい、無心に頭を洗っておりまして‥。その炭のシャンプーとセッケンに心を奪われたのも事実ですけどね~。

 して、お湯は無色透明で匂いは無く、少しツルツルする肌触りの、循環濾過の温泉です。まあ、結構源泉に近いようにも思えましたけど。

 と、最初は気が付かなかった外の螺旋階段を下りて行くと、隠れ家のような小さな露天風呂があり、こちらの方はかすかに塩素臭も感じられますが、基本は同じお湯のよう。露天風呂は都合がわるいのか3方が囲まれていて、もう少し風が抜けるようになれば、気持ちが良いんだろうな~と、また文句をつける自分なのでありました。どうも、すみません。他では少ししか言わないのに、公共だと言いやすいもので‥。

p.s.
 その後、運営者が変わったので、今はもう違うようになっているのでしょうね~。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:三馬源泉 47.2℃ pH8.0

ナトリウム 368, 塩素 538, 炭酸水素 129(秋保のなかでは、かなりのあっさり成分)

秋保の郷ばんじ家 - 内湯秋保の郷ばんじ家 - 内湯からの眺め
秋保の郷ばんじ家 - 露天風呂
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