東北な温泉

八百坊


福神の湯・八百坊

(山形市)
八百坊 - 施設の外観1八百坊 - 施設の外観2 〒990-2423 山形県山形市東青田5丁目1-1 TEL.023-624-9800

入浴 570円
入浴、休憩(無料)
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり

 3月、山形市内の国道13号線を南下すると、いつも目に付く温泉マークが眩しい日帰り温泉「八百坊(はっぴゃくぼう)」にやって参りました。と、国道から際立つ八角形の屋根が目に入り、しかも温泉と書いてあるもので、とっても気にかかる存在だったのです。でも、そんな容姿に吸い寄せられるのは、なんだかシャクだなーと思い、近寄らずにいました。でも今日は(関係無いですが)天気が良いので、突撃してみることに致します。

メモ)
 八百坊の読み方ですが、最初は普通に「やおぼう」だと思って、そう書いておりましたが、どうも「はっぴゃくぼう」と読むらしいですね~。あと、運営は隣のカワダ薬局さんなんだそう。
 さて、及び腰気味に中に入ってみると、やはり外と同様、ちょっと怪しげな雰囲気が漂っており‥。で、受付前にある広間の天井が八角形になっていて、その壁に沿うようにソファーが置かれ、お客さんが瞑想するかのように静かに座っているのが見えました。

 して、受付を済ませて浴場に向うと、その浴室内はちょっと薄暗い感じで、浴槽の向こう側に大きな窓があり、洗い場が高い所と低い所の2段になっている変テコな造りなのです。また、浴槽奥の壁側には大岩がゴロゴロと置いてあり、岩の上から滝のようにお湯が注がれる演出がされておりまする。

 と、浴槽からは大量のお湯が洗い場にオーバーフローしており、ちょっと大げさかも知れませんが、それが川のようになっているのです。で、そこにオジサンが寝湯といいますか、ゴロンと横たわり、完全に眠っているよう。んー、このシャバシャバと音を立てて流れる水流の中、いったいどんな夢を見ているのでしょうか。

 えと,お湯は熱くて、無色透明で匂い等も無く、すごくヌルヌルする肌触り。んで、なにしろ湯量が豊富で、とっても気持ち良いのです。一度上がっても、また浸かりたくなる、そんな魅力的な温泉なんですぞよ~。

 ちょっと脱線しますが、脱衣所に書いてあったピラミッドパワーと炭のせいなのでしょうか、分析表のpHからは考えられないヌルヌル度なんです。あと、この大量の掛け流しのお湯が、低い源泉温度などを考えると、とても信じられない光景で‥。どうなっているのでしょう、いったい。分析表も新しくて、去年のだし~。

泉質:単純温泉 低張性中性低温泉 源泉:- 28.0℃ pH7.6 地下800m(分析:平成16年)

※2008年 新源泉:福神Ⅰに変更。ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性アルカリ性高温泉)47.9℃ pH8.2

ナトリウム 958, 塩素 279, 硫酸 1321, 炭酸水素 283


お風呂の様子も少し変っているかも知れません。
八百坊 - 内湯1八百坊 - 内湯2
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