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じゃっぽの湯


じゃっぽの湯

(青根温泉)
じゃっぽの湯 - 施設の外観1じゃっぽの湯 - 施設の外観2
じゃっぽの湯 - 道を挟んだ第二駐車場じゃっぽの湯 - 下界の景色
〒989-0908 宮城県柴田郡川崎町青根温泉9-1 TEL.0224-87-2188

入浴 320円
入浴、休憩(別途料金)
男女別(内湯1)
シャンプー、セッケン、ドライヤーあり
2006.04 営業開始

 5月、青根温泉の中心部に新しくできた日帰り温泉「じゃっぽの湯」にやって来ました。そのまあまあ広い駐車場の奥には、真ん中に屋根付の舞台があって、その両側に羽を広げるように温泉棟と健康増進棟が連なっております。で、開業間もないこの時分の施設は、駐車場がほぼ満杯で、やっと空きを見つけて‥。

 五月のよく晴れた日、蔵王山へ上る道々にはケムンパス(毛虫)が元気に闊歩しておりましてね~。彼らを避けながら車を走らせると、いつしか青根温泉に到着いたしましたのよ。
 受付を済ませて、木造りの真新しい施設をキョロキョロと眺めながら突進しますと、そこは遠刈田温泉の”神の湯”と同じ雰囲気を醸し出しているように思え、どうやら同じ業者が造ったのかな~と。そのフシのある木材を多用した造りと、黒い大理石と思われる浴槽が、同じコンセプトで造られているような‥。

 と、そこの展示室のようなガランとした部屋の先にある浴室には、中くらいの大きさのカギ型の湯船があり、その大きな窓からは外の青々と茂ったモミジのような立木が間近に見え、それがなんだかいい感じで、ちょっと癒やされた気分に‥。して、その掛け流しのお風呂には、無色透明で無臭のさっぱりした青根温泉(共同泉)が注がれておりまするよ。まあ、弱アルカリ性なので、ちょっぴりスベスベする肌触りがありますかな~。

 今は新装して間もないため、待ちに待ったお客さんがうんと押しかけ、混雑し、四つあるカランは常に満員でございました。ここの何がいいって? そりゃ、いろいろと良いのでございましょ。

メモ)
 後日、新聞記事で知ったところによると「じゃっぽ」は地元の方言で、お風呂の意味なんだと‥。

泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:大湯・新湯・蔵王の湯・不忘の湯・山の湯・花房の湯・新名号の湯 混合泉 53.6℃ pH7.5

ナトリウム 173 , 硫酸 206 , 炭酸水素 226

じゃっぽの湯 - 内湯じゃっぽの湯 - 内湯からの眺め
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