3月、松川浦の長い砂浜道の大洲海岸へ。と、その裏側の湾内には青ノリの棚がギッシリとひしめきあい、その内湾の奥側にはまた、旅館がひしめきあうように建ち並んでおりました。で、今日はその中でもひときわ高い所にある「栄荘(さかえそう)」へ、カニ料理を楽しむべくやって参りましてね~。
して、部屋に案内され一息ついた後、窓から松川浦とその町並みを一望しつつ、ビールをキューッと喉に流し込みますと、それは何ともいえない心持ち~。夕暮れで紅色に染まった家々の白壁、アルコールで染まった頬のわたくし、夕陽(とちょっとアルコール)は人の心を癒やしまするのよ~。
(宿泊) |
と、館内はなかなかキレイで、従業員も若いお嬢さんを中心に構成されているもよう。そうですね、だいたい女性好みの内装になっているように思います。‥で、昨年末から蟹を求めて右往左往しておりまして、この冬の最後にやっと相馬へ来られまして‥。
(カニづくし松コース、※カニ料理は冬季限定)
カニづくしプランは、ズワイガニの刺身、しゃぶしゃぶ、味噌汁、焼きガニ、ゆでガニ一杯、カニご飯等のカニのオンパレード。やはり一番おいしいのは「ゆで蟹」で、新鮮なカニはミソもおいしく、ふだんは大雑把で適当に食べるところを、胴体部分まで分解して、食べられるところは全て食べ尽くしてしまいました。で、大広間にての食事にて、どのお客さんのカラ入れを見ても、細かく食べ尽くされたカラの山。地元漁港であがったベニズワイガニは、さすがに旨いですの~。
まあ、蟹ばっかり食べるのもなんでして、普通料理に”ゆでズワイガニ”一杯付きくらいにすれば良かったかな~と、少し後悔も。あ、そうそう、最初に出されたもの以外に、オシボリとハサミを別途出してもらいました。たぶん、出し忘れただけだと思うんですけど、もし無かったら頼みましょう。
あと、部屋の冷蔵庫には冷水。翌朝、ドアの前にお湯が入ったポットが置いてある等、サービスが行き届いた旅館でありまして‥。朝食は、通常のものプラス”あら汁”と”おかゆ”も付いておりました。 |
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して、栄荘のお風呂は3Fに展望露天風呂、1Fに大浴場+露天風呂があり、日帰りのお客さんも来ているよう。
MG談によると、大浴場のお風呂は深さが1mほどあり、ジェット水流付きで、浸かるとホゲホゲ状態(意味不明)だったそうです。あと、露天風呂はミクロの泡が出ており、それには青ノリの胞子も入っているのだとか。‥自分は、カニでグロッキーで寝てしまいまして。
泉質:温泉ではありませんです。 |
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