東北な温泉
温泉突進レポート

明日の湯温泉

(仙台市)


〒981-3221 宮城県仙台市泉区根白石新坂上34-10 TEL.022-376-7886

入浴 700円
入浴、休憩(別途料金)、自販機など
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり


※学校法人・庄司学園、社会福祉法人・泉和会、 隣の幼稚園、デイサービスセンターも系列だす

 3月、仙台市街から北の泉ヶ岳へ向かうと、山を上りかける手前の、とても分かりにくい所にある公衆浴場「明日の湯温泉」にやって来ました。幹線道路には小さな看板があるにはあるのですが、時々この道を通っていても気が付かない程、おしとやかにある看板なのです。

 ここは地域の銭湯的な小さな浴場ですが、この貴重な温泉には大勢のお客さんが訪れているんですよね~。裏にある駐車場が広いのはよいですが、浴場の規模に比べて駐車場が大きすぎるようにも。
 その黄色い建物の中に入ると、なんかゴタゴタした空間の正面奥に、受付のおばさんがデーンと座っております。このデーンとした雰囲気をお伝えしたかったのですが(普通の人間なら)とてもカメラは向けられませんことよ。

 して、受付を普通に済ませて脱衣所に入ると、そこも狭く、先客がたくさんいるもので、どこに脱ぎすてたらよいのか分からないくらいなのです。まあ、持ってきたカバンの上に服を脱ぎ、次の間に突入しましたけど。

 で、浴室に入場してみると、その湯船と洗い場がまたとても狭く、4つの洗い場も湯船もキチキチで(6人も入浴中)、待っている場所さえありませぬ。その後1つ空いた洗い場に陣取り様子をうかがっていると、やがて1人が湯船から上がり、やっとの思いで入浴致したのです。

 ここは湯船も小さく湯量も少ないのに沢山の人が入るもので、ちょっと不潔感があるのは否めませんですね~。お湯は無色透明で、肌をこするとちょっとスベスベする、さっぱりした温泉でありました。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:養知の湯 43.0℃ pH 8.2 自噴

ナトリウム 1268, カルシウム 169, 塩素 1982, 硫酸 366, メタホウ酸 177


2002.11 再突撃
 前回は「カラスの行水」だったもので、今回(平日)、また行ってしまいました。受付には、今日はいつものおばさんではなくて、若い女将さん(のような方)が遠慮がちに座っておりましてね~。あのおばさんはどうしたんでしょうか?

 今日、ゆっくり入ってみると、これが良い湯でした。注ぎ口のお湯の匂いを嗅いでみると食塩泉の匂いを感じ、肌をこすると弱アルカリ性のスベスベするもの。で、しばらく浸かっていると流れのあるせいか、体中にたくさんの泡が付きましたのです。こりゃ意外と良い湯かも。小さめの浴槽にライオンの口から、程よい量のお湯が注がれ、掛け流されておりましたぞよ。

 入浴中にふと隣を見ると、おじいさんがお湯の中でリハビリ体操をしていて、くるくる回ったりカエルの動きをしたりして。その横に(素知らぬ顔で)いた私、なんだか落ち着かないんですのよね。

 今日気付いたのですが、別棟に休憩所(300円)もあったんですね~。



宿泊は仙台郊外のホテル
©東北な温泉0203 , 17rw , Update:2024/09/18