東北を行け
観光突進レポート

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仙台雑煮

(仙台文学館・杜の小径にて)→ ※2016年閉鎖→再開(ひざしの杜)へ
〒981-0902 宮城県仙台市青葉区北根2丁目7-1 TEL.022-219-1341
--- 以下は「杜の小径」のときの (正月の一時期のみ)---
仙台雑煮(石巻長面産焼きはぜ入り)なます付き 950円
あんこ餅(つぶあん)+100円

 1月「ハゼの焼き干し」を探してちょっと。

 で、お正月が近くなると、牡鹿半島などで仙台雑煮用の「ハゼの焼き干し」作りが盛んに行われる、というニュースが地元メディアから流されること久し。仙台住人になって案外長くなったこの私、実際のところ、食べたことも見たことも、全く無いのです「仙台雑煮」も「ハゼの焼き干し」も。‥そんな人、多いんじゃないですか~。

 そんなおり、仙台市文学館のレストランにて、正月に仙台雑煮が食べられると知り「なぜ、ここなんだ!?」と首をかしげながら、またノタクタと嫌そうにしながら、やって来てしまいましてね~。

 ちなみに、仙台市文学館は台ノ原森林公園の一部となっている感じで、こちらの駐車場に車を止めて公園内も散歩できるようになっています。勿論、文学館内部にも無料ゾーンがあり、気軽に入れますけど~。
 して、館内に入りますと3Fまで通る吹き抜けを囲むように通路と大フロアが設けられ、その吹き抜けの先、入り口から正面の奥にオープンカフェ的な軽食喫茶があり、ここが目的の「杜の小径」というお店なのです。

 今日は日曜、開店11:30ちょっと過ぎ、もう7割方の席が埋まり、5人ほどのオバサマ達が忙しそうに各自の仕事をこなしております。で、仙台雑煮+あんこ餅を注文した後、周りを見渡すと、どうやら皆さんも仙台雑煮を頼んでいるようで、雑煮フィーバーのよう。

 出てきた仙台雑煮、久しぶりに見たハゼ(昔よく釣った)が、いつものあの強力な風貌でありまして、しばらくジーッと見つめ合った後、チャレンジングに頭からかぶりついてみたのです。と、これが骨が硬くて食べられませぬ~。で、反則的に(チョーク!チョーク!)胴体の方をいただいてみると、硬い所はイワシの煮干し等に似ているし、柔らかい部分は鮎にも似た風味、そんな感じかな~と。

 雑煮本体の方は、ツユに入れるのはやめて欲しいハラコ(イクラ)がマイナス方向に味を利かせており、それ以外は普通においしく、セリ、凍み〝ひき菜〟、凍み豆腐、懐かしくて涙が出そうな「からとり(干した里芋の茎)」等が今日では珍しい、そんな仙台雑煮なのでありました。まあ、色々好き嫌いとかもございますので、安全パイとしてあんこ餅も頼んでおくことをオススメ致します。


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©東北を行け1301 , 17rw , Update:2024/09/17