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観光突進レポート
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本場讃岐うどん むら泉 (仙台市) → ※2020年、閉店。
〒981-3204 宮城県仙台市泉区寺岡6-14-2 TEL.022-378-3329
かけうどん 560円 駐車場 有5台
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5月、仙台市の北部、泉区にある人気のうどん屋さん「本場讃岐うどん むら泉」にやって参りました。こちらは辺りが住宅街で、真ん前には広い空き地を挟んで大型ショッピングモール(泉パークタウンタピオ)などがある、市内でも有名な住宅街なのです。
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で、段々になって上がりにくい駐車場にどっこいしょと駐車し、店内に入ってみますと、そこは意表をつく洋風の造りで、テーブル席3つとカウンター4席が設えてありますね。と、キョロキョロしながら、今日は一人なのでカウンター席に座ろうかな~などと考えていると、目隠しで見えないカウンターの奥から「どうぞ、どうぞ!」のオバサマの声がしてまいりまして、着席~。
次に出て参りましたは、ご主人。メニューの筆頭に書かれてあった〝一番安い〟「かけうどん」を注文致しましたら、何か物言いたげな表情を浮かべながら、そっと裏方へと消えて行きましたのです。‥実際、自分も〝じゃこ天〟とか、サイドメニューも頼みたかったのですけど(個人的・医学的な事情で)今はシンプルな物しか食べられないのです。
さて、出てきた〝かけうどん〟は、白湯に近い感じの色合いの、とっても透き通ったスープに、太くて白いうどんが浮かび、全体に白ゴマ、真ん中に(もしかしたら)さぬき細ネギ、おろし生姜、カマボコが乗せられてありました。
レンゲが無いので、丼ぶりを持ち上げてのスープすすりをしてみれば、これが見た目通りに透明な風味の、なんともやさしいスープなのです。何度、すすっても、すすっても、止まらない~。ま、生姜とゴマの風味も香りますの~。これほど薄くてコクがあるのは昆布ダシのおかげなんでしょうけど、さぬきの基本のイリコだしも使用しているんでしょうね。うーん、おいしいです。
なわけで、シコシコの〝さぬきうどん〟を(個人的事情で)よく噛んで喉に流しこみ、目の前にあったお新香を時折頬張りつつ(東北人が好む)塩梅の帳尻を合わせ、さぬきの世界を少しばかり楽しんだのでございます。いや、たまには良いもんですな~。
あ、そうそう、気さくなご主人がお客さんとお話をしておりまして、ご主人はどうやら西日本のアクセントの話しっぷり。まだ東北には馴染んでいないみたいでして、強力な宮城弁のお客さん(オバサマ)が一言発したところ、
まめっこ、けらいん!
え? あ? ・・・
ま~め~!
あ~、しょうゆ豆ですね~、はい分かりました~!
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てな、具合なんでありましたのです。
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©東北を行け1605 , Update:2024/09/17 |
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