東北を行け
観光突進レポート

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しぶき亭

(仙台のカツどん)→ ※2023.07、土地の定期借地権切れ閉店
〒983-0036 宮城県仙台市宮城野区苦竹3丁目1-29 TEL.022-236-4895
駐車場は裏にあり(昼過ぎだとツライかも)、かつ丼 800円


 11月、おいしい「鶏カラ揚げ」を探していたところ、何だかカツ丼が旨いというお店に出くわし、なんとなくやって来てしまいましたは「しぶき亭」。

 さて、車がビュンビュン行き交う幹線国道沿いにあるお店は、中はだいたい木造りのシャレた感じの造りで、テーブル席が多数(5つ)とちょっとしたカウンター席、奥に小さな座敷席も備える店構え。店内には軽快なポップ調の音楽が流れ、そのリズムに乗ってパクパクと頂く算段になっております。

 まあ、ネットの皆さんのいうことを聞き「ずぅっと前に忘れていた~♪(SWEET MEMORIESでお願いします)」のカツ丼を普通に頼みましたら、昼前の満員手前の状況下で、すぐにカツ丼の定食風(漬物、味噌汁つき)のお盆が運ばれて参りました。

 見れば、お~、デカイ。普通の丼では乗せきれない程のカツが平べったい大きな器をドドーンとおおい(カツの大きさが画像からは感じられないのが哀しや)、その下にはツユダクに浸されたご飯。おや、玉子があまり溶かれていない様子で、白と黄のコントラストがハッキリと。食べてみれば、あれ、玉子の香りが強く、また甘味系の甘みが強いようにも。あとはトンカツを食べ続けて油っこくなって来たら、添えてある大根の漬物でお口直しとね。

 脂身が程々にあるカツは、普通においしいようでありますな~。以前「かつせい(仙台)」でも、カツの旨さが分からなかった自分。これ以上、分かったふうな事を書くのはやめておきましょう。‥食べている時は感じなかったですが、夕食時になってもお腹が空かなくて。

 あ、そうそう、客層はご近所の事業所からと思われる作業着を着たオジサンがワンサカ。たまーに女性も。店員さんはオバサマ中心にオジサマ含め5,6人ほどで、忙しそうにしておりましたよ。

p.s.
 店内奥には待合席あり。
p.s.2
 宮城野区名掛丁の「しぶき亭東口本店」と、若林区荒町のテイクアウト専門店が後を引き継ぐ。
 わたくし事でまたまたスミマセンが、昔、東京中野のボロアパートに住んでいた頃、近所にある食事処といえば蕎麦屋さんの1軒のみ。んでもって、必然的に帰りに毎日のように そこに立ち寄り、食事をしていたものでした。

 で、蕎麦屋さんには「そば、うどん」があるのは普通ですが、そこにも「カツ丼、親子丼」などのメニューがあり、他に行くところのない哀れな青年にとっての、砂漠のオアシス。あ、昔のコンビニって、弁当とかオニギリとかパンとかありませんでしてね~。

 もとい、そして蕎麦屋さんに何回も通うなか、ご飯物を中心にそれらをグルグルと。当然、カツ丼も飽きるほど。そんなわけで、それ以来、カツ丼に接近しても、見て見ぬふりをして生きてきた自分なんでございますけど~。
蕎麦屋
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©東北を行け1511 , Update:2024/09/17