北上展勝地

北上展勝地の桜見頃 にぎわう

東北３大桜の１つとされる北上市の展勝地公園では、満開の桜が見ごろを迎え、大勢の家族連れや観光客でにぎわいました。
北上市の展勝地公園にあるおよそ２０００本のソメイヨシノは去年より１週間あまり早く２６日満開をむかえ、２７日は晴天に恵まれ絶好の花見日和となりました。

大船渡の「かき小屋」、北上桜祭で限定復活

北上市展勝地で4月15日から開催されている「さくらまつり」で、大船渡の「元祖かき小屋」が期間限定で復活している。北上展勝地での販売は5月6日まで。10時～17時。

震災後一番の活気　内陸観光地

　北上市の展勝地は、約２キロの桜並木がほぼ咲きそろい、県内外から家族連れらが訪れた。駐車場付近には長い渋滞ができたが、観光客は例年の４分の１ほど。午後２時４６分には、鬼剣舞団体による復興への「祈りの舞」が行われ、踊り手約１００人が被災地の方角に群舞をささげた。

展勝地も見える散策路

　利根山光人記念美術館近くの入り口を出発し、木々の間を抜け前に進んだ。山の上の展望スポットにたどり着き、眼下に広がる展勝地や北上川、市街地を見渡した。

　散策路は、同美術館と市埋蔵文化財センターの近くを結ぶ約８００メートル区間で片道約２０分のコース。同協議会と住民ボランティアが１１月に整備した。途中に展望スポットがあり、視界を遮っていた立ち木を今月上旬に伐採した。

このとき吊るされるコイノボリの中には、「うなぎのぼり」や「なまずのぼり」があるそうな‥。