伊勢名物 赤福
|
|
|
赤福 (三重)
「お伊勢まいり」で有名な伊勢神宮。その門前町で生まれた赤福は古く(江戸時代は将軍・徳川綱吉の頃)から愛されてきた餅で、今では横綱級の知名度を誇る逸品なのである。
とあるデパートの物産展で、この赤福が売られているところに出くわすと、その売り場の前には行列ができ、すぐに売り切れてしまっていた。その前回の物産展の教訓を受けて、今回は開店と同時に出動し、やっとゲットすることができた赤福なのであった。んー、何かご利益、あるといいな~。
伊勢の風景が描かれた紙箱を開けてみると、おやおや、アンコの山がきれいに並んでいるではないか。付属の木のヘラで一山すくうと、箱の底にモチがくっ付いていて、その上にアンコが乗っかっている感じ。食べてみると、おう、なんと言うか期待通りのおいしさ。柔らかい本物の餅に、甘さ控えめの上品なコシ餡がしとやかに。お菓子と言うよりは、洗練されたあんこ餅の部類かなー。なるほど、人気がでる訳だ。
アンコの波の形は指の形で、手作り(*1)であることが分かる。昔からこの形なんだろうね~。ちなみに波の形は海の波と思いきや、地元の五十鈴川の波を模したものなんだと。
*1)実は、今では機械で作ることが多いらしい。手作りもあるけど、今は手袋をしているので、全然問題ないのさ~。
メモ)
ある日、和菓子屋の職人さんがテレビで何気なく語った話だと「あんこは作ってから5~6時間経ったころが旨い」と。 |
|
|
|
|