チョコラーテ(松翁軒)
|
|
|
チョコラーテ (長崎)
ある日「松翁軒(しょうおうけん)のチョコラーテを食べなされ」とのメールを頂いた。間違いの無いように言っておくが、チョコテーラではなくチョコラーテなのだ(‥間違えたのは自分だったけど)。てなわけで、食べてみるぞな~。
ちなみに、松翁軒はカステラの元祖を名乗る老舗メーカーであるが、一般的にはここよりも創業が古い、福砂屋の方をカステラの元祖としている記事が多いようである。何しろかなり古い時代のことなので、真偽のほどは定かではない。
メモ)
余計なことかも知れないが、チョコラーテはスペイン語でチョコレートの意味。
|
今回はチョコラーテとカステラのセットものを購入。すると、箱に描かれている2人の人物の面構えが、また、よござんした。
「チョコラーテ」
まずは最初にチョコラーテの箱を開けてみると、見事な茶色のカステラ似のお菓子が出てきた。で、それはココアの香りをすこぶる放ち、上面と底面は焼き目の茶色が濃く、その底面にはカステラと同じくザラメ糖がまぶしてあった。と、それは2cm程の厚さで切れ目があり、そこから割って食べてみると、時折ザラメのシャリシャリを感じつつ、ココア風味のカステラを味わう心地かな~。こりゃ、おいしくない訳が なかろうもん。
「カステラ」
はい、カステラの方はシットリしとやかで、やさしい甘さの中にある、ほんのかすかな苦味が、深味を醸し出す。それはもう、そう長くは口の中に居られない、喉から手が出てさらってしまう、おいしい逸品なのであった。うん、こりゃ本物だ。家族もにっこり、家内安全。 |
|
|
|