品種:レッドドラゴン
全国名物沖縄
/ クチコミ
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JAおきなわ 宜野座支店
沖縄県国頭郡宜野座村字宜野座133
・7月~11月に収穫され、旬は9月~11月(前後もあり)。
・追熟は不要
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ドラゴンフルーツ (沖縄)
ドラゴンフルーツは、三角サボテンのトゲトゲの茎(葉っぱではないらしい)にポツポツと実をつけたもの。
それが、おいしいともマズイとも言われている代物なのである。「え~、いったいどっちなんだろう」と思っていると、どうも7月頃のはフライング気味でおいしくはなくて、夏を過ぎての完熟した果実が甘くておいしいのだと。え~、買った今は7月なんだけどぉ~。
まるで花のように鮮やかな色の実は、かすかに花のような香りがし、とてもフルーツには思えない。はっきり言って、こんなエグイ感じのものは、日本(本土)では毒があるか、見せ掛けだけで食べられないのが常識だ。で、それはソフトボールよりちょっと大きめ、これをポンと一個渡されても、どうやって食べていいのか途方にくれてしまうね。
意を決して切ってみると、おう、中は鮮やかな紫色で、ゴマのような黒い種が点々と入っていた。とてもキレイなので、見ているだけでも幸せに。しかし、匂いはやはり青臭い感じ、手で触ると手が紫色になってしまったぞ~。見ての通り、皮は薄い。
ゴタク並べをやめて、スプーンですくって食べてみれば、硬さや感触や味が、キウイフルーツにそっくり。あまり良い評判は聞いていなかったが、これは意外といける、マンザラでもない。冷やして食べるとおいしく、種もプチプチとして味わいの一つかな~。
ドラゴンフルーツは、中身が紫のもの(少し甘い)と、白いもの(さっぱり感)が定番であったが、最近では品種改良によりピンク(甘くてネットリ)のやら、黄色いのやらが出てきているらしいね。
メモ)
最近ハワイ経由で、ピタヤという名でドラゴンフルーツが日本でまた流行し始めている(2017年)。どうもそれは、そのまま食べるのではなくて、デザートとして調理したものが主らしい。
ちなみに、中南米原産、英語名はピタヤ(pitaya)、ドラゴンフルーツは日本語名。
追記)
実はこのドラゴンフルーツ、月下美人と同じく一夜限りの美しい花を咲かせる、珍しい植物なのだ。月下美人もこのドラゴンフルーツも、よく似た実をつけるサボテンの一種なんだそうで。 |
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