羽二重餅
|
|
|
羽二重餅 (福井)
羽二重餅(はぶたえ・もち)って、いったいなんだろう。なんとも興味をそそるネーミングだ。由来は「真珠のような優雅な光沢の福井の絹織物、羽二重織の肌触りを そのまま餅にした」ということなんだそう。
で、どうも餅米の品種自体にも「羽二重餅」というのがあるらしく、それは隣県の滋賀県で作られ、またその餅はすばらしく美味しいそうだ。あ~ 食べてみたいけど、今回はお菓子の羽二重餅にしておこう。‥ちなみに、求肥(ぎゅうひ)と言われるものも、これと同じ餅菓子なのであるよね~。
(白餅 羽二重 風呂敷)
と、その風呂敷包みには重量感があり、良い商品を買った(貰った)ような満足感がある。んー、妙なところに人は感心するものだ。
で、包みを開けてみると、白い粉々で包まれた餅が10分割されて入っていた。付属の竹ようじでつまみ上げれば、またズッシリとした重さを感じるぞよ~。食べてみたら、餅は透明で白っぽく、水飴の入った柔らかいものだが、高級感が漂う不思議な餅。なんかでも、うまいな~。表面の粉々に、ちょっぴり甘味があるもよう。んーと、やはりこれはお菓子かな~。
いやまあ、大抵は餅で餡なりクルミなりを包んだお菓子が売られているものだが、その餅生地だけを食べるなんて、なんか新鮮。簡単に言うと「すあま」の部類かな~。
追記)
なんでも、金花堂はや川(勝山市)の「羽二重くるみ」が人気なんだとか。 |
|
|
|