高原花まめ
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高原花まめ (長野)
あまり聞き慣れない〝花まめ〟はインゲン属に含まれるもので、紫花豆と白花豆とがあり、標高700m以上の冷涼な土地でのみ栽培される。一般には紅花インゲン(これも聞き慣れない)と呼ばれるようで、福島の裏磐梯高原では「花嫁ささげ」とも呼ばれているそうだ。
この豆は直径3cmにもなり、紅白の豆があることから、縁起物としても使われるんだよね。なーるほど、なかなかお目にかかれない、高級な豆なのだなー。
生産的には北海道が主産地であるが、伝統文化的にかんがみて長野の花豆を。
うーん、何しろデカイ。こんなデカイ豆は見たことが無い。ソラマメの二倍くらいはあるだろうか。半分にして食べてみると、中は白く、おー、これは旨い豆だね~。味は白あんで使われる手亡豆に似ているよ。こりゃいい。大きいのに大味ではなく、深みのある上品な味わいだ。皮は小豆よりも黒っぽくて、ちょっぴり硬いが、そんなに抵抗感は無い。
それにしてもデカイ。この豆がなっているところを実際に見てみたいものだ。サヤなんて、どんなんだろうね。
メモ)
どうも長野の軽井沢近辺では、赤飯にこの花豆を入れるのだと。小豆のように本格的に使われ、見た目も豪華なんだよね。うまそー。
追記)
この豆を知ってからスーパーなどで気を付けて見ていると、意外と売られていたり。でもちょっと小さいかな。外国産なんだろうか。 |
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