平兵衛酢ピューレ 200g
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平兵衛酢 (宮崎)
インターネット界隈を歩いていたら、妙な名前の柑橘類を見つけた。それは、平兵衛酢(ヘベズまたはヘベス)という代物。おや、なんとも実直そうな名だ。このまま素通りはできないぞ、食べてもいいぞ。そんなに高価ではないしな~。
ちなみに平兵衛酢は、長曾我部 平兵衛(ちょうそかべ へいべえ)さんが山で発見し、家に持ち帰って育てたのが始まり。それが、何が何だか2018年になって、宮崎県全域での栽培が始まったそうだし。あ、宮崎では「嫁入りの際にヘベスの苗木を持たせる」風習があったり、宮崎放送(ラジオ)に「小田加奈子のへべすタイム」という番組があったり、どうやらあっちの方では盛り上がっているらしいのである。
それは、画像で受けた印象よりかなり小さい瓶だった。で、フタを開けてみると中は薄茶色をしたピューレで、匂いは微妙。コショウのような匂いも しないではない。そう、美味しそうな匂いではなかったのだ。
して、パンにぬって食べてみると、うん? 濃い柑橘の香りが上アゴにへばり付く。こりゃ個性的! 初めてだと驚く風味。すぐに脳裏に浮かんだのは、あのジャバラだ。家人は、ミカンをむいたときにプチプチとはじける皮の香り、とも語っていた。
「お茶でもジャムでも」と書いてあったので、緑茶に入れて飲んでみたら、あら~、それは謎の飲み物に。やはり、お茶というのは普通に紅茶のことかな~。も、もしかして平兵衛酢自体をお茶の原料にせよ、ということ~? レモネードみたいな?
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