名物に旨いものあり 名物に旨いものあり
へんば餅
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へんば餅 へんば餅
全国名物三重の名物 / クチコミ
㈲へんばや商店
三重県伊勢市小俣町明野1430-1

名称:生菓子
品名:へんば餅

:上新粉(国内産)、生あん(小豆)、砂糖、還元水飴、食塩/トレハロース、酵素(大豆由来)


賞味期限:製造日を含め2日
保存方法:高温多湿を避け冷暗所で保存

へんば餅

(三重)

 三重の名物「へんば餅」、それはひと目見ただけでおいしいと分かる、美しき逸品なのである。と、伊勢神宮があるこの地域には、お土産用の餅(赤福御福餅なが餅など)が数多く売られ、そしてまた洗練された餅が多い。なので、一見どこにでも売られているような餅ではあるが、きっと美味しいのだろうと‥。

 コロナ禍で観光客が減ってしまった昨今(2020年)、今まで現地でしか買えなかったこの餅も、やっと通販で買えるようになったのさ~(電話のみ)。まあ、自分としては嬉しいのだけれど‥。ただし、消費期限が製造日を含めて2日しかないので、そこんところ、よろしゅう。


 さて、良い木の香の経木包みを開けてみて、一瞬、あ、と思った。なんと、そこからはビニール袋に入った「へんば餅」5個入り2つがお出ましになった。おそらく、日持ちのためビニール袋に入れているのだろうけど。んー、ビニールから出して経木に包みなおし、木の香とのコラボを楽しみたい気も‥。

 で、それはネット画像で見る印象とは違って小さく、ピンポン玉をつぶしたくらいの大きさだ。そして透き通った餅は、中のアンコが分かるくらいで、また茶色のおこげがステキ。

 して、一つ剥がして食べてみれば、ネッチリもちもちしていて(2日めだから弾力強し)、くわえて中のアンコが洗練されたお味。うん、予想通り、期待に反しない餅である。かすかな「おこげ」の香りと、美味なる小豆餡、そしてその食感と‥。

 餅通(痛ではない)の自分には、そのおいしさが分かるのじゃが、普段は餅菓子などを全然食べない家人には「普通~!」とだけ感じたよう。‥だったら全部(五個)食べるな、この~。
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