名物に旨いものあり
厚岸・氏家かきめし
Content
かきめし(厚岸駅前 氏家)
全国名物道東 / クチコミ
㈲氏家待合所T
北海道厚岸郡厚岸町宮園1丁目15

品名:弁当(厚岸氏家かきめし)

:米、かき、たくあん、あさり、つぶ、椎茸、ふき、福神漬、ひじき、刻み海苔、醤油、砂糖、調味料(アミノ酸等)、酸味料、保存料(ソルビン酸K、ポリリジン)、メタリン酸Na、甘味料(ステビア、スクラロース)、香料、増粘多糖類、着色料(カラメル色素、黄4、赤102、赤106、黄5)、グリシン(原材料の一部に小麦、大豆を含む)


消費期限:今日の21:00だった。

厚岸・氏家かきめし

(北海道)

 北海道の東部、太平洋に面した海沿いに厚岸(あっけし)湾があり、その湾の奥に隣接して、海水が多く混じる汽水湖の厚岸湖が横たわる。その陸側の厚岸湖は古くから天然牡蠣の産地であり、海側の厚岸湾との接続部には牡蠣の殻が堆積してできた牡蠣島(現在は沈む)もあったほど。

 して全国の牡蠣の産地を見ても分かる通り、牡蠣は川によって運ばれる森の養分によって育つ。ここ厚岸も、まさにそういう地形なのである。あとは北海道の寒冷な気候を活かして、日本で唯一、一年中 鮮度の良い牡蠣が食べられるのが厚岸の特徴なのだよね~。

メモ)
 厚岸の牡蠣は貝殻からして丸みがあって、また中身もプックリと膨らんでいる。それは、一般の牡蠣はホタテに付けて育てられることから平らになるが、厚岸牡蠣はカゴに入れて育てるので丸くなるのだと。なるほど~。


 折詰め風のプラ箱を開けてみると、なんじゃこりゃ~。期待していただけに、申し訳ないが正直言って、かなり質素に見える弁当なのだ。まあ、バックグラウンドにあるご飯が同じ色なので、カキが埋もれて見えるのがマイナスなのかも知れないが‥(画像では案外良く見えるけど)。で、そこにはアサリ、カキ、つぶ貝の切り身、フキ、シイタケ、タクアンが全て3つ(または3切れ)ずつ入っていた。

 まぁまぁまぁ~と、心をなだめながら茶色のご飯を口に運ぶと、それはちょっと芯がある具合いのオコワにも近い歯ごたえ。で、味の方は醤油味をベースに、カキ等のエキスが濃厚な風味を醸し出す。それから上に乗ったオカズを片っ端から食べて行くと、やっぱりそれはそれ、カキが一番旨い。それにしても、ずいぶんと歯ごたえのあるご飯で、よく噛まないといけなくそうろう。

 これは、作りたての昼食時に食べるべきだったのかも~。で、今は夕食。‥いや、気に入らなかったかのような記事であるが、実のところ、かなりのお気に入り。おいしいカキ飯弁当で、おすすめでござるよ~。
©名物に旨いものあり1010 , 24rw , Update:2024/10/15