堺名産 けし餅
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けし餅 (大阪)
ケシの実は、よくアンパンなどの上にパラパラッと、ちょっとだけ ふりかけてあったりするもの。ご存知だと思うが、ケシは(現在の日本では)栽培してはいけないことになっている。昔、この大阪・堺の地でケシがよく採れたことから、この「ケシ餅」ができたのであろうか。勿論、今のケシの実は、輸入なんだろうけどね~。
などと思っていた後日、ちゃんとそんな経緯がオフィシャルHPにも記載されるようになり。それにしても、このケシ餅、ツブツブをまとった見事な姿、あっぱれじゃ。
そのピンポン玉ぐらいの大きさの「けし餅」は、玉を上からつぶしたような饅頭型で、ケシの実が全面に隙間無くまぶしてある。う~ん、美しい。
その見るだけでも芸術的だと思う「けし餅」を、惜しむようにしながら食べてみると、ケシの実がプチプチと音をたて、こうばしい香りが口の中から鼻腔に広がった。餅本体の皮は薄皮で、歯ごたえのある餅らしい餅をしており、その中に少しやわらかめの〝こしあん〟がギッシリと詰まっているのじゃ。
うーん、こりゃイケる。うまい。このケシの香りがなんとも言えなく良いのだね~。箱の中で餅を仕切っていた木の香りも少し移り、味わいを豊かにしているようだし~。うひょ、こりゃ面白い。ファンタスティック! また食べたいぞな~。 |
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