紀の川柿 秀3Kg(2Lサイズ)
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紀の川柿 (和歌山)
紀の川は、奈良県では吉野川、和歌山県では紀の川と呼ばれる、紀伊水道(淡路島の南の海域)に流れ出る一級河川。その紀の川流域で作られる「紀の川柿」は、栽培方法が大変なのだそう。で、それは、木になっているうちに一つ一つビニールをかけ、しかもその状態でアルコール渋抜きをするというもの。
そう、ビニールをかけるだけでも大変なのにアルコール渋抜きをするとなると、渋抜きする期間やら何やら大変な苦労があるに違いない(どうもゴマが増えるから そうしているらしい)。して、こうして作られた紀の川柿は、いったいどんなに美味しいものなのだろうかと、実食へ。
やや~、この柿は かなり大きいぞ~。で、手に取ってみると普通に硬く、皮をむいてみたら中にビッシリと見事な黒いゴマが入っていた。ふむ、このゴマと果肉の風合いが、実物だと本当に凄いぞよ~。それから皮付きを丸ごとかじってみると、そのかじり跡が、赤い身の中に真っ黒なかじり痕を残し、あ然とするのだよ。。
して、それはパリパリとした食感で、ほのかな甘さが口を潤し、サワヤカな風が流れる感じかな~。まあ、旨いことは旨いが、普通のうまさでもある。とは言うものの、なんだかんだ言っても、この大きさと見事なゴマがワンダフル、天下一品。あと、種は無いようだね~。
はい、贈り物に最適、自分も欲しい~。
追記)
ちなみに、ゴマは甘味成分ではなく渋みの元の塊、タンニン(シブオール)なのである。またそれはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があると言われるもの。そう、渋柿は果肉にそれが溶け込んでいるから、渋くて食べられないのである。 |
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