新潟魚沼 黄金もち
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黄金もち (新潟)
いつも食べるご飯のお米は、品種を意識して買っている人も多いと思うが、餅となると無頓着なのが一般的ではないかな~。でも、この餅米、実は沢山の種類があるというのをご存知か。とある「米のDNA鑑定会社」が鑑定できる米の種類は「うるち米295品種、酒米50品種、餅米68品種」と、餅米においても驚くほどの多さになっていた。まあ簡単に言うと、餅米だけでも各県に1つ以上はある計算だね~。
で、その餅の中でも(新潟の人が言う)最高品種が、この黄金餅(こがねもち)。はたして、旨いのか。
まずは磯辺焼きにして食べてみると‥、う、うまい。だが、海苔と醤油の味が強く、餅の風味を語るには無理があった。普段は一般に多く売られている「サ○ウの切り餅」を食べている自分だが、それと比べての違いが分からない。
とはいっても、何か旨いのである。とりあえず、自然な旨さだといっておこう。宮城の「みやこがね」は香ばしい風味を感じるのだが、この餅は癖のない洗練された餅の印象である。
後日、雑煮にして食べてみた。やはりこの餅のクセの無さが、雑煮に合っている。雑煮の作り方がよかったのか、餅が溶けずにしっかりしているのが良い。いや、久しぶりに旨い雑煮を食べた気がする。やはり旨いものは、旨いのだね~。
『調理方法』
焼く場合:弱火で中までよく火が通るように丹念に返しながら焼く。
煮る場合:水の中に餅を入れ火にかける。沸騰したら弱火にして1~2分おいて出来上がり。
‥と袋に書いてあった。
「フライパンで美味しく焼く」
後日、テレビを見ていたら、つきたてくらい美味しくなるという焼き方が紹介されていた。
1、焼き面に水をつけてフライパンへ
2、大さじ一杯の水を入れ、蓋をして30秒加熱
3、火を止め7分蒸す
‥ちなみに餅の中で一番旨い餅は、臼端もち(うすばたもち)。臼でついたそばから餅をちぎって食べる、その何も付けていない白い餅が旨いそうな。 |
追記)
餅は喉につかえて危険というが‥ |
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