三笠野・荒城の月詰合せ
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荒城の月 (大分)
最近、手土産を紹介する本を買い、見ていたところ、この「荒城の月」が きれいな写真と共に紹介されていたのであった。それが美味しそうに見えたもので、つい乗せられて。
「荒城の月」は、江戸時代に大分を領した岡藩主に献上された菓子で、その頃は「夜越えの月」と言われていたそう。その後、昭和初期に、岡城跡にて作曲された滝廉太郎の名曲「荒城の月」と同じ名前に改名され、竹田銘菓として販売するようになった‥、とのこと。
メモ)
ちなみに「荒城の月」は、仙台出身の土井晩翠が作詞したもの。なので「荒城の月」の歌曲は、今でも仙台の人々にも親しまれており、その詩碑も仙台城址に建てられていたり、町には晩翠通りという幹線道路もあったりするのだぞよ。あ、それと、仙台のお菓子は「荒城の月」ではなく「萩の月」。 |
その渋い紙箱のフタを開けてみると、白玉と細長茶色の品物が出て来た。それらは、それぞれ「荒城の月」と「三笠野」と称する逸品。
一見、マシュマロのように見える小さな白い玉「荒城の月」は、手で触るとシットリしていて、ひとなつっこく手にくっ付いてくる。それらはピンポン玉くらいの大きさで、つぶれた饅頭の形をしているね~。で、その白玉を口に放り込んでみれば、おう、この外側の部分はマシュマロに間違いなく、中心部、いや大半を占める中の黄身あんは「福岡ひよ子」のあんに似た風味の、しっとりしたあんであるぞよ~。
あと、ついでに、キツネ色の包み焼きの「三笠野」の方も食べてみると、んーと、まあ、超甘いッス。そうですな、最近に無い、迫力満点の甘さです~。
まあこれが、甘さだけ控えると全体のバランスが悪くなってかえってダメになるし、そう簡単に味は変えられないものなんだよね~。また、この甘さが良いって人もいることだしね~、きっと。 |
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