黒糖焼酎 奄美の杜 里の曙
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黒糖焼酎 (鹿児島)
黒糖焼酎は、近頃の流行りでよく耳にするのだが、自分の喉を通したことは一度も無い。で、たまたま九州物産展で黒糖焼酎コーナーがあったので話を聞いてみると、「これは鹿児島だけなんですよ~」と。どういうことなのかというと「黒糖を原料とする酒類製造は、酒税法で奄美諸島だけに認められている(アメリカから返還時の優遇)」というもの。そんな酒税法があったんだな~。もしかして泡盛も。
ちなみに黒糖焼酎は、黒砂糖を米麹と酵母で発酵させてつくる焼酎で、ほのかな甘い香りを漂わせながらも、糖分は全くゼロなのだという。
あ、そこで疑問が。糖分がゼロでもアルコールはカロリーだよね。と思ったら、アルコールはエンプティーカロリーとも言われ、体に蓄えられないという。そう、アルコールだけでは太らないよう。が、食べるでしょう、そのときあなた、いろいろと沢山、われを忘れて。
それは無色透明の蒸留酒。して、そのお湯割りを口に流してみると、なんか知らんが、これがうまい。焼酎のことを語るほど通ではないが、うまいものは旨いと分かる。前身が黒砂糖であったことなんて、微塵も感じられないのが不思議だね~。んー、上品でまろやかで癖が無いと言えばよいだろうか。
試しに、時々飲んでいる麦焼酎の二階堂の匂いをかいでみたら、あのピュアだと思っていた二階堂でさえ、強い香りを覚えるのであった。
そう、「ほのかに甘い香りが漂う」と言われれば、そんな気もするし、なんの知識も無しに飲めば、甘味なんて感じないような。まあ簡単に言うと、香りの少ない焼酎なのかな~。 |
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