名物に旨いものあり
山梨ぶどう
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巨峰
全国名物山梨 / クチコミ
JA甲府市
山梨県甲府市上今井町2508-1

収穫期:8月上旬~9月中旬

甲州市勝沼町にある、国宝・ぶどう寺・大善寺の仏像(平安時代前期に建立とされる)は、なんとブドウを一房かかえているのだ。

巨峰

(山梨)

 山梨といえばブドウ、ブドウといえば山梨なのである。で、その中でも「美味しさ、値段の高さ」を誇るのが、言わずと知れた巨峰(きょほう)ではないか。しっかし、ブドウはキレイで、とっても美味しそうに見える果物だね~。

 と言うのは昔の話、現在では色んな高級品種が作り出され、必ずしも巨峰が一番ではない、いやもう過去の話。

 あ、ちなみに、ブドウは冷やすと甘味が落ちるので、食べる直前に冷蔵庫で冷やす程度が良いそう。また、一房全体でいうと、下の方が酸味があり、上の根元の方が甘いらしい。あと、果皮についた白い粉は果物が出すブルームというもので、それには鮮度を保つ役割があり、また食べても大丈夫なもの。


 ふむ、巨峰を食べたのは久しぶり。このジューシーで独特なブドウの香りには、秋の空気が満ち溢れているね~。うーん、うまい。皮付近に濃厚な果肉があるので、皮ごと口の中に放り込み、皮をしごいて出す食べ方になってしまうのである。この巨峰には、種が10個に1~2個ぐらいしか入っていなかったぞよ~。

 そういえば、ブドウの真ん中の種付近は、昔のは酸っぱいイメージだったのだが、この巨峰は全てが甘かった。あとは、食べ過ぎると口の中に渋みが残るかな~。うん、毎日食べたいが、懐具合により、そうはいかぬ~。

ぶどうシャーベット
後日、一度に食べきれないほどのブドウを買ってしまって。で、冷凍室で凍らせても悪くないと知り実行してみると、見た目は少し黒ずみ、割れている部分もあったが、食べてみるとブドウの風味も損なわず、キメが細かくて完成度の高いシャーベットになっていた。お~、これは良いぞ、ベリーグー。でも、解凍したものはダメじゃ~、凍っているうちに食べよ!

追記)
 ある日、えらい先生がテレビで語っていた。ブドウは小花柄(しょうかへい:実を支える柄)を少し(1ミリぐらい)残してハサミで切って保存すると、一ヶ月ぐらいは持つそうな。ミソは手でもぐと、小花柄も取れるし実も壊れるので、ハサミで切るということらしい。

追記2)
 そのまたある日、ブドウの栽培農家へ訪れるテレビ番組を見た。と、ブドウはふさごと間引くのだと思いこんでいたところ、更に1つの房のなかでも数粒を間引いて、大きな粒の揃ったブドウにするのだそう。山梨のブドウ農家にて。

追記3)
 ある日、新たな長持ちの方法を知る。それはブドウ一房の一番下の1粒を、上の軸(一房を枝からもいだ太い茎のところ)に刺すというもの。そうすると、その1粒の栄養でブドウ全体が長持ちするらしく。で、一番下の1粒を使うのは、そこが一番美味しくないから。実際に試したという記事は見かけてないので、どうなのかは分らないけど。

つづき)
シャインマスカット  あれから年月としつきが流れたこの前、とあるブドウ農家のオジサンがテレビに登場。そのオジサンは以前は巨峰を作っていたが、今はすべてシャインマスカットにしたと。で、なんでも収入が2倍になってウハウハなんだとか。2024.09
©名物に旨いものあり0606 , 24rw , Update:2024/10/15