伝統手延べ 三輪そうめん
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三輪そうめん (奈良)
素麺(そうめん)の発祥地とされる三輪地方(奈良県桜井市三輪)の素麺を、三輪そうめんという。この単純そうな素麺は、実は意外と奥が深く、でき上がった素麺は、これがなんと年(梅雨)を越えるごとに旨くなるのだという。ちなみに、2度年を越したものを古物(ひねもの)、3度年を越すと大古物(おおひねもの)というそうな。
今回買った三輪そうめんは、なぜか製造年月日が書いていないのだが、賞味期限が再来年の9月になっていたので、今年作ったのだろうと。ということは、来年までとっておけば、古物になるのかな~。いや、一般家庭のホッタラカシでは、古物にはならんだろう、たぶん。
→ 実のところ、それは湿気の少ない涼しい場所に保管すればよいそう。でもしかし、冷蔵庫は素麺が庫内の匂いを吸収してしまうのでダメらしい。→ いや、ちゃんとパックして密封すればよいんじゃな~い。
角ばった乾麺を茹でると、白く透き通った風合いの、丸い断面の茹で素麺に変身した。そのまま麺だけ一本食べてみても、マンザラ悪くはなく、これを麺つゆにつけて食べれば、う、うまい。やはり麺が細い分、つゆが絡みつく。そう、それは麺と麺の間に空間ができて、そこにつゆが潜り込んでいる感じ。麺が白いのでよ~く見えるのよ~。
あ、製造時に、麺と麺がくっ付かないように使用したという油分が、全く感じられないのが不思議。どこかへ消えてしまったようだね~。‥後で分かるくらいは使わないってば~。
メモ)
その後、テレビで紹介されているのを見た。と、三輪素麺は細くてコシが強いのが特徴で、また細い程、高級とされているのだそう。しかもそれは、桐の箱入りで売られていたりもするらしい。んー、そこまでするんか~い。 |
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