春鹿の手造り 奈良漬
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奈良漬け (奈良)
奈良の名物といえば、この奈良漬けを思い出す。奈良漬けは、今や一般的な漬物で、全国どこにでもある代物でもある。でも、一般家庭ではなかなか作れないし、材料の瓜も一般にはなかなか売られていないのだよね~。
して、奈良は日本酒発祥の地でもあることから、酒粕を使うこの漬物が生まれたのだろうと。しかし、奈良漬けは簡単な漬物ではない。それは、野菜を2週間ほど塩漬して水分を抜き、下漬、中漬、本漬などの各工程を数回繰り返し、その後、新しい酒粕に漬け替えて、やっと出荷されるそう。いや、そんなにまでして。
で、それらしい威厳のある紙袋に入った奈良漬を取り出してみた。と、酒粕にどっぷりと浸かった奈良漬けは、水で洗ってはいけないというので、ペーパータオルで酒粕をふき取ると、案の定、物凄い酒粕の匂いがしてきた。でもそれはいい香りで、自然に食欲がそそられるのだよね~。
して、包丁でちょっと切って食べてみると、パリパリとした瓜の食感がなんとも良い。なんか久しぶりに食べた感じ。やはり、なんといっても奈良漬には、ご飯だな~。
んー、ちょっぴり、ほろ酔い気分にも。
メモ)
後日、テレビを見ていたら、奈良の人は奈良漬けを食べないという。いや、食べないのではなくて、他県民と同じ程度しか食べないらしい。スーパーにも奈良漬けが沢山売っているわけでもなく、「贈答品に使う程度だ」というよ~。まあ、奈良の人だって、いろんな漬物を食したいしね~。 |
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