大麦ダクワーズ
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大麦ダクワーズ (栃木)
麦は北海道だと、なんとなく覚えてしまっていたのだが、北海道は小麦の生産量が日本一で、大麦の生産量は、なんと栃木県が日本一なのだという(2008年農林水産省資料)。大麦には大まかに言うと、六条大麦(主に〝押し麦〟や〝切り麦〟、麦茶)、二条大麦(主にビールの原料)、はだか麦(主に加工用・食用)があり、栃木県では二条大麦が多く作られているそうだ。
2008年にNHKの「小さな旅」で足利市の大麦畑が紹介されたそうで(関東地方のみか)、それで大麦の話題が少し盛り上り、さらに同じ年、この大麦ダクワーズが菓子大博覧会で名誉総裁賞を貰ったと。当サイトでは、賞のことはあまり気にしていない(信用していない)のだが、いちおう、賞は一定の品質がある証ではあるとは思う。なので実食へ。
お菓子の箱を持ってみると、かなり軽く、え、本当に入っているんだよね~、と一瞬、疑ってしまった。それから箱の中の小判サイズの大麦ダクワーズを取り出してみたら、ほほう、なかなか個性的な姿ではないか。手に持った感覚は、やはりそれなりの軽さである。して、匂いをかいでみれば、かすかに何かの匂いがするが、何であるかは思いだせない。
で、食べてみてビックリ。見た目でマコロンをイメージしていたもので、その歯ごたえの柔らかさに意表をつかれ。外側はサクサクだが、中はスポンジ系のケーキふうになっており、真ん中に上下を分けるように一枚、白いクリームが挟まれてある。食べていると、大麦と思われるシャキシャキッとした部分も感じるね~。大麦の風味と、麦こがし(麦こうせん)の香ばしさのある、スポンジケーキのテイストかな~。
うーん、パッケージの雰囲気からしても、お土産に良いのかも~。 |
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