小豆島特産 オリーブの新漬
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オリーブ (香川)
西洋人が「うまい、うまい」と食べているオリーブの実。釣られてスーパーで売っている瓶詰めのオリーブ漬けを買って食べてみたところ、結局全部食べられなかった記憶が残る。
ある日本人が「ヨーロッパで食べたオリーブ漬けがおいしかった。日本のスーパーで売られている物とは全然別物だ。それから小豆島のもおいしかった」と語っているのを聞いてしまって。ほほう、そうなのかと「小豆島特産・オリーブの新漬」を食べてみることに。
メモ)
先日、小豆島でオリーブが収穫される映像をテレビで見た。するとオリーブは青(緑色)ではなく、あずき色~黒紫になっていたのだった。話をよく聞いていると、オリーブは熟度によって使われ方が違うそうで、熟したものは化粧品などに使われたりするのだと。
小豆島のオリーブが完熟(黒紫色)するのは秋(10~11月)だが、お察しの通り、オリーブ漬けは完熟前の青いオリーブを摘み取り、塩漬けした物なのである。
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見事に青い(緑色)のオリーブは、ぶどう程度の大きさだ。ぶどうのマスカットの完熟前の姿かたちにも似ているかも。食べてみると、エグミが無く、普通に食べられた。予想外に個性の無い味で、塩味と共に、かすかにナッツ類の風味(オリーブオイルの香り?)も感じられる。好きになったら、この香りがたまらないのだろうか。あと、種は案外大きいのよね。
これは漬物のようであり、木の実のようでもある、なんか不思議な味。ビールのツマミにしようかなー。でもやはりワインなのかな~。
追記)
日本のオリーブ栽培が始まったのは、つい最近のことだろうと思いがちであるが、実際は100年の歴史があるもの。その始まりは1908年、三重県、鹿児島県、香川県での試作が行われ、搾油ができたのが香川県の小豆島。(現在は他県でも栽培される)
現地には「小豆島オリーブランド」という所があり、スペインから迎え入れ移植された樹齢1000年を超えるオリーブの大樹があると。2016年から一般公開になったよ。
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