信州おやき
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信州おやき (長野)
みなさん「おやき」を知っておられるか?「おやき」ってこんな感じ、と勝手に思い込んでいる人が多いようであるが、実は全国に色んな種類があり、どれもこれもが「おやき」と呼ばれているのである。
で、それは膨らし粉を使ったり、使わなかったり、蒸したり、蒸さなかったり、いったい「おやき」って何なんだと。して中身もさまざまで、何がなんだか分からぬぞ~。そりゃ安直な名前だから、そこここでかぶってしまい、仕方ないのである。
それで今回は、その元祖といわれる信州の「おやき」の中から、定番の野沢菜を食べてみようかな~。いや、やっぱり長野のは「信州おやき」と言っておこう。
それは物産展にて買い求めた「おやき」。その外側は焼き餅そのものだが、中には野沢菜漬が予想外にいっぱい入っていたよ~。で、食べてみると、おや、餅だと思っていた生地が、どうも小麦粉のよう。ほう、小麦粉でも餅みたいになるんだな~と感心す。して、油で焼いてあるので、持つと手にちょっと油が付く。
やはり、あたたかい焼きたてが旨いの~。あとは、小麦粉の餅と野沢菜漬の関係が、一味違った風味を醸し出しているよ~。んー、たぶんこれは旨い店と、そうでない店に分かれるかも知れない。この野沢菜漬けの出来栄えが、雌雄を分けるようにも。
メモ)
信州おやきの具には、色んな種類の野菜が使われる(肉は無し)。その中でも定番なのが、野沢菜とナス。野沢菜は、野沢菜漬けを塩抜きしたものを使用。
また、信州おやきは地元の和菓子屋や団子屋には必ず売られていて、また一般家庭でも普通に作られる身近な食べ物。
あと、長野県西部は「焼き」、東部は「蒸かし」で調理されるというよ。 |
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