名物に旨いものあり
雷鳥の里
Content
欧風焼菓子 雷鳥の里
全国名物長野 / クチコミ
㈲田中屋
長野県大町市大町1577

名称:菓子
品名:雷鳥の里

:砂糖、小麦粉、植物性油脂、脱脂粉乳、鶏卵、乳糖、食塩、乳化剤(大豆由来)、膨張剤、リジン


賞味期限:3ヶ月弱になっていた

雷鳥の里

(長野)

 信州の名物土産、雷鳥の里。時折耳にする名前だが、食べたことがない。学生の頃、長野出身の仲の良い友人がいたのだが、食べた記憶がないのはどうしてか?

 ちなみに雷鳥は、長野とその隣県にわずかに生息するだけの希少鳥獣で、全国にいるキジに似ているようで、少し違うそうなんだよね~。実は小学生ぐらいのとき、テレビで雷鳥の画像を見て、これといった理由もなく「あれはキジだ!」と勝手に思い込んでいたものだった。

 あ、そういえば、もう一つ似たような ややっこしい野鳥で「ヤマドリ」というものいたな~。


 持ってビックリ、開けてビックリ、雷鳥の里。箱を持っての意表を突く軽さ。おごそかな包みから出てきたものは、何処にでもあるようなウェハースに挟まれたクリームのお菓子。がしかし、食べてみたところ、今度は良い意味で驚いた。

 口に入れたるは、おいしい香りが漂う二層のウェハース状お菓子。して、ちょっと硬めかと思っているところに、少々塩味も漂ってきて、次第に「あれ、何かおいしいな、これ!」とつぶやいてしまう。で、ウェハースには程よい苦味があり(お隣・群馬の磯部煎餅みたい)、中の濃厚な板クリームと絶妙にドッキング。何だか、こりゃいいぞ。

 味見程度に一枚だけと思ったのだが、妙においしくて、もう一枚咀嚼そしゃくへ。一見、やっつけ仕事のようなお菓子に見えたのだが、いい仕事してますな~、こりゃ。後で画像を見て気が付いたのは、ウェハースに書かれてあるのは「雷鳥の里」の文字なのである。微妙過ぎて、書いてあったの~?と驚くのさ~。
©名物に旨いものあり1211 , 24rw , Update:2024/10/15