奈良銘菓 さつま焼
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奈良銘菓 さつま焼 (奈良)
奈良で名物を探していると「さつま焼」というお菓子に出会った。このお菓子を作っている春日庵は、なんと明治三十年から、この「さつま焼」を一筋に作り続けているという。「さつま焼」は、サツマイモを形取った焼菓子ということなので、以前食べた”銘菓なると金時”(徳島)を思い出してしまったのだが、はたして今回のサツマイモは、どんなイモなのであろうか。
こんがりと焼かれたサツマイモ型のお菓子は、どら焼きのような良い香りがした。半分に割ってみると、中には小豆餡が入っていて、大きさはサツマイモよりも一周り小さめで、その半分ぐらい(要は1/4)が一口サイズくらいである。
食べてみると、焦げる寸前まで焼かれた皮がなかなか香ばしく、想像したよりもかなり美味しいぞな~。薄く焼かれた焦げ皮と、ぎっしり詰まった小豆こし餡が、焼き芋を超えた別世界を創り上げている。このこし餡が、普通のものとは何処か違うように思う。
手焼きのため、1個ずつ形が違う」と説明書きに書いてあったので、よくよく見ると、1個ずつ竹串に刺して焼きあげたように、頭からシッポに向かって1本の空洞ができていた。あ~、もう3本食べたのに、なんか、もっと食べたい感じ。でも、お高いので残りは明日にしよう。いつもは甘いものを好んで食べない家人が、今回は喜んで食べ、私と同じだけ食べていたのがツライ!
値段から(手間からも)言って、高級菓子の部類じゃなと。まあ、修学旅行のお土産にも買える値段だけどね~。おすすめ致す。 |
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