桔梗信玄餅
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信玄餅 (山梨)
信玄餅って何?と興味をそそられ、その画像を見ると、何だか普通のお土産系のお菓子みたいであった。どうやら武田信玄のイメージはなく、包み意外は現代風の品なのである。ほんと、この手のお土産はネーミングが大事だと思い知らされるね。
ちなみに桔梗信玄餅は、安倍川餅の「黄な粉と黒蜜をかけて食べるならわし」にヒントを得て作られたお菓子のようであるね。
包みを開けてみると、黄な粉の香りがプーンと漂ってきた。まあ適当に混ぜ混ぜして一つ食べれば、うん? 意外とおいしいなー。この黒蜜がなんともいえない風味を醸し出し、黄な粉も別物に感じる味わいに変化している。餅は透明系のくず餅のような風合いだね。黒蜜だけをなめてみたら、まさに黒砂糖そのものだ。
この手のお菓子は、全国に案外多くある。職場などでお土産で貰うと、机の上が黄な粉だらけで難儀してしまうもの。でも、この桔梗信玄餅は一個ずつにビニールの風呂敷が付いていて、これを広げて食べれば散らかしてもよい。その心遣いが憎いところ。
メモ)
ある日、ここの社長さんがテレビで食べ方を説明していた。それは「黒蜜も含め、中身を全部ビニールに出してしまい、茶巾状態にしてモミモミ」、すると全てが融合し一つの物体へ。これが黄な粉も残さず美味しく食べられてグッドだと。もしかしたら、最近ではその食べ方が箱書きされているのかもね。(→後日見たテレビでは、容器から餅を1個取り出して隙間を作り、そこへ黒蜜を入れるに変わっていた)。
それから、信玄餅は10万個(/日)作られ、またそれは32人の手作業により風呂敷に包まれるのだという。
追記)
現地には「桔梗信玄餅工場テーマパーク」なるものがあるらしい。何を隠そう、そこでは220円で桔梗信玄餅の詰め放題ができるのだと。え~。 |
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