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イカの塩辛 (北海道)
今までで一番旨いイカの塩辛を食べたのは、青森の旅館で食べたイカの塩辛である。その旅館では、他にもおいしい料理を出してくれていたが、そのイカの塩辛があまりにもおいしくて、イカの塩辛だけで(小盛りの)ご飯を何杯も食べてしまったものだ。帰りにその旅館の売店で、お土産用のイカの塩辛を買ってみると、やはり夕食で食べたものとは違っていて、残念な思いを‥。あのイカの塩辛はいったい、どこが違うのだろうか。
あ~、また、あのイカの塩辛が食べたい。という訳で、イカの街、函館のイカの塩辛を食してみることに‥。
p.s.
その後、長く生きていると、いろんなことが分かってきて‥。スーパーなどで売られているパック入りのものは、消費期限を長くするために塩を多く入れてあるのだと‥。して、旅館などで出されるものは、当日かぎりで、おいしさを追求したもの。なので、全然勝負にならないほどの違いがあるのだな~。
食べてみると、さすがにイカが新鮮なせいか歯ごたえがあり、なかなか口から無くならない。で「とっても辛口」を頼んだもので、かなりショッパイのである(‥辛口がショッパイということが分からずに買ってしまって)。漬物と違って、塩を抜くすべも無く‥、でも、こりゃご飯が進むな~。
北国の辛口をなめたら、いけないっしょ。旨いんだか何だか分からんな、こりゃ~。次は「とっても辛口」だけは、やめておこう。
メモ)
ちなみに、函館のスルメイカが一番おいしい時季は、スルメイカ漁が始まる6~8月だと地元の漁師さんが語っていた。この時季は身が薄くて、刺身にすると最高なのだそうで。そうそう、獲れたてのイカの刺身は、透明なんだよね~。
追記)
函館では朝早くからイカ売りの声「いがぁ~、いがぁ~」が聞こえてくるそうだ。それはもはや函館の風物詩ともなっているもの。
スルメイカ(真イカ)の漁期6~12月まで。6月のスルメイカはやや小ぶりで、7~8月にかけ、徐々に大きくなると。またスルメイカが終わると今度はヤリイカ漁が1~5月まで。ヤリイカの美味しい時期は1~2月とされているよ。 |
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