とある道の駅の「玉こん」
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玉こんにゃく (山形)
山形名物といえば「山形田舎そば」を思い浮かべるが、この「玉こん」も忘れてはいけないのだ。なんだコンニャクか、と思うかも知れないが、なかなか侮れない逸品だ。
山形の観光地に行くと、あちこちで気軽な感覚で「玉こん」が売られている。と、丸いコンニャクは、中まで醤油がしみ込んでおり、見た目にも旨そう。コンニャクが嫌いな人でも「玉こん」なら食べてもいい、という人も。ちなみに、玉こんの良し悪しは、中まで茶色になって味が染み込んでいるかだ(いや、途中まで でもよい)。
あ、そうそう、山形では「玉こん」は家庭料理の一つ。だれでも簡単に作られるよ。時間かかるけど~。
食べてみると、この食感が何ともいえない良い感じ。プリプリ、コリコリ、中まで味がしみ込んだコンニャクが、とても旨し。何個でも食べられそうであるが、一本で止めておこう。かじると歯形の幾何学的なラインがコンニャクに現れるのも楽しいね~。
家で作ると、中に水泡が出来るが、売られている玉コンには水泡が無くて、ちょっと不思議。ここだけの話、翌日のお通じが、とてもよろしなのよ~。スルスルッとね(でも食べ過ぎると逆効果だとも)。
メモ)
2013年、山形県こんにゃく協同組合は「山形名物玉こんにゃく」の名称を、地域団体商標として登録したもよう。その理由は、山形と全然関係ない会社が、東京などで玉コンを販売していたというから。んー、でも「玉こん」の名称だけだと〝問題無し〟のような。 |
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