名物に旨いものあり
田むらの梅
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献上 田むらの梅
全国名物岩手 / クチコミ
㈱松栄堂
岩手県一関市山目前田103

名称:生菓子
品名:献上 田むらの梅

:水飴(トウモロコシ分別品)、砂糖、白生餡、もち米、梅、青紫蘇、大豆(分別品)、塩、クエン酸

田むらの梅

(岩手)

 岩手県一関のお土産といえば「佐々木の手焼き煎餅」か「田むらの梅」と、昔から相場が決まっていた。が、いつも「佐々木の手焼き煎餅」ばかりでは飽きがくるので、時折この「田むらの梅」を買って帰っては驚かせていたもの。で、その味をまた味わいたくて買い求めてみたのであるが、なんか今回買ったものは、いつもと様子が違うような~。

 ちなみに名称は、征夷大将軍せいいたいしょうぐんとして蝦夷えみし(東北地方で、朝廷に敵対していた勢力)を討伐した人物、坂上田村麻呂さかのうえ の たむらまろにちなんだもの。地名とか、元祖店主の苗字とかではない。


 なぬっ、上品に変身しているぞ~。昔は一つずつ包装していなかったし、確かツブツブの砂糖がかかっていてベトベトだったはずだが。今日食べたものは、なんとも上品に変わってしまっていて。これだと「水戸の梅」に負けちゃうかも~。

 えーと、田むらの梅はシソの中に餅があり、餅の中にアンコが入っている、甘くて酸っぱいお菓子なのである。それはまた、シソとアンコのバランスが良く、昔のようにインパクトはないが、おいしいんだぞよ。あ~、世の中変わったんだな~。変わらないのは私の思い出だけか~。

追記)
 後日、真相が判明。田むらの梅には、献上と伝承の2種類があり、今回食べたものは「献上」の方。昔食べていたものは「伝承」の方だったようでござる。どうも、お騒がせ致した。ちゅうか、お作りになったんだよね2種類を、新しく。
その後、伝承・田むらの梅を)
伝承 田むらの梅
名称:生菓子

:砂糖、白生餡、還元澱粉糖化物、水飴、餅米、梅、青紫蘇、大豆、食塩、オリーブ油、トレハロース、クエン酸、グリシン


 そして、包みを開けてみると、そのシャリシャリの砂糖がかかった「田むらの梅」は、シソの香りが強く、とってもおいしそう。で、食べてみれば、やっぱりジャリジャリの歯ごたえがあり、でも本体は柔らかく、まわりのシソの風味も健在じゃ。うん、こうじゃなくちゃ、おう最低3個は食べるぞ~。

 そうそう、お店の人から、誰も買わないのか「この砂糖のかかっている方でいいんですか~?」とガン見され。参りましたでござる。

 ここまで砂糖のかかったお菓子は他にはない(いや、白あんぱんがあったのでは?)。たぶんそのうち死ぬな~、食べ続ければ。
©名物に旨いものあり0412 , 24rw , Update:2024/10/15