銘菓 月世界
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銘菓 月世界 (富山)
この神秘に満ちた名前の「月世界」は、なんとお菓子に付けられた名前なのである。しかも、お店の名前も「月世界本舗」。と、お店は明治30年創業らしいので、アポロ(アメリカの宇宙船)が月へ行く前からあったということだ。んー、なんとも豪快で夢のあるネーミング。まあ「月」の名前を付けたお菓子って、意外と多くあるものだけれど~。
で、原材料とかを秘密にすれば面白いが、現代ではそうはいかないのがつらい。でも、表示する決まりになっているのは、多い順に上から3つのみだけどね~(2017年、全て表示へ変更される)。
その箱を手に取ってみると、さすがは月世界、なんじゃこの軽さは~。ふむ、空箱に近いものがあるぞ~。で、そ~っと箱を開けて、中からお菓子の包みを取り出してみれば、これも当たり前だが軽い。そして包みを開けたら、こりゃ、発泡スチロールじゃないよね~ぐらいの雰囲気。んー、匂いは無いようだよ~。
して食べてみれば、なんじゃこりゃ。舐めれば溶けるし、噛めばちゃんと噛める。いや、噛むとすぐに溶けて無くなる。まあ、淡白で上品な味わいで、どんな味だったか忘れてしまうくらいの勢いで、口の中から存在が無くなって行く。でも、どこかなつかしい。あ~、駄菓子にあったような。
これは摩訶不思議なお菓子である。月世界って、こういうことなんだな~。 |
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