月よみ山路
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月よみ山路 (石川)
「石川の銘菓に栗ようかんあり」と知り、興味を持っていたところ、テレビ番組の「食わず嫌い王」で、飯島愛さんがおみやげに持って来たものが、この「月よみ山路」。別に飯島愛さんのファンではないのだが、へぇー、さぞかし旨いんだろうなーと、期待を膨らませてみた次第。
あ、HPをみたら「どこを切っても栗が顔を出す」 という謳い文句。ちなみに「月よみ山路」の由来は、良寛の歌:「月よみの 光をまちて 帰りませ 山路は 栗の いがの多きに」(山道は栗のイガが多いので、月の光が出るまで待ってお帰りなさい)なそうだ。
「栗ようかんにまずい物なし」という信念に基づき、濃いお茶を用意し、自信を持って挑んでみると。
で、そのかなりの素朴な包みを開けると、本物の大きな竹の皮一枚にて、ようかん全体がワイルドな感じに包まれていた。して、ようかんを輪切りにしてみたら、中には大きな栗がゴロン。いや、ゴロンというよりも、ようかん部分が薄皮一枚にも見えてくる。いや、勝手に妄想すると、暗い山道を歩いていると、明るい月がポッカリと現れた、そんな感じにも。
食べてみれば、外側のあずき色のようかん部分が、なぜか甘くない。食感は蒸しようかん、いわば丁稚ようかんのおもむきであるね~。でもその大きな栗が甘いので、あわせて食べると丁度良し。うーん、栗は確かに旨いな~。全体的には、ため息が出るほど、とっても素朴~。
しかし、どこかで食べたような味。あ、パンのヤマザキの あの栗蒸しようかん。またマネしたなーヤマザキィ!(さん)。 |
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