名物に旨いものあり 名物に旨いものあり
姥ヶ餅
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姥が餅 近江名物 姥ヶ餅(うばがもち)
全国名物滋賀の名物 / クチコミ
お菓子処 うばがもちや
(株)南洋軒
滋賀県草津市追分1丁目1-33

名称:和生菓子
品名:姥ヶ餅

:小豆、砂糖、水飴、餅米、トレハロース、マルトース、白餡、つくね芋、酵素(大豆由来)、乳化剤(カゼインNa(乳由来))


賞費期限:4日

1パック(六粒)をお湯に入れて溶かすと、おいしいお汁粉ができる

姥ヶ餅

(滋賀)

「草津」といえば‥、滋賀県の草津市は全国的には知名度が低く、群馬県の草津(温泉)にどうしても負けてしまうのが悲しいのである。でも琵琶湖の南端付近にある草津市は、国道1号線も通る昔からの要所で、西へ20km(直線)ほどで直ぐに京都にもたどり着ける、東海道と中仙道の分岐点の地でもある。

 そんな草津市は昔、行き交う旅人の絶好の休み処となっており、茶屋で売られるこの「姥が餅」がいつしか自然と名物になって、近松門左衛門の浄瑠璃や、広重や北斎の浮世絵などにも出てきたりして、更に名を馳せていったのじゃ。


 箱を開けてみると、6個入りパックの餅が密封状態で収められていた。その”あんこ”でくるんだ三角山の小さな餅は、頂上に白あんが載せられ、乳母(うば)を連想させる形になっているよう。なーるほど、江戸時代の昔なら、こんな興味深い餅があると聞けば、誰でも一度は食べてみたくなるのは当然の至り。

 して、その「姥が餅」を口に運んでみると、ありゃ、こりゃかなり軽いぞ~。周りをあんこでくるんだ中心部には求肥(ぎゅうひ)系の小さな餅がちょこんと入っていて、外側の先端の白あんは色が違うだけで、小豆あんとほぼ同じ味わい。旨いことは旨いが、普通に旨い感じかな~。自分の一口サイズよりもかなり小さい、このあんころ餅に欲求不満を覚えつつ、結構食べてしまったのだよね~。

 ‥お土産なら、1人1パック(6個)が必要かな~。また1パックに1つ、ヘラも付いているし~。
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