名物に旨いものあり
海ぶどう
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海ぶどう
全国名物沖縄 / クチコミ
㈱嶋活
沖縄県那覇市旭町45-1

名称:海ぶどう(ドレッシング付)

:海ぶどう(くびれづた)、ドレッシング[醤油、砂糖、醸造酢、発酵調味料、シークヮーサー果汁、食塩、鰹節、酒精、香料](原材料の一部に小麦、大豆を含む)


時季:一年中あるが、最盛期は夏
消費期限:4日ぐらい

※正式名:クビレズタで、海ぶどう(うみぶどう)やグリーンキャビアとも呼ばれている。

海ぶどう

(沖縄)

 海ぶどうは、本土ではたまに沖縄物産展などで見かけるのであるが、その濃い緑色から、ワカメやコンブなどと同じように、ちょっとした生臭さを連想してしまって。なので、生で食べる海ぶどうには、なかなか手を出せないでいたもの。いや、でも、いつまでも逃げてばかりは いられない訳で、今回は思い切って挑戦してみることにしようと。

 ちなみに、海ぶどうは摘んだ後でも生きている植物であるので、冷蔵庫には入れないで常温で保存するもの。光の管理、気温の管理などができれば、採取後2週間程度まではOKだと。また、調子が悪くなってきたようなら、弱い光を当てると復活するそうで。うーん、なんだかんだ言っても、素人は早く食べた方がよさそうだね~。

追記)
 で、実際のところは何なのよ~と言うことになるが、それは「イワズタ科イワズタ属に属する海藻」であると。沖縄や鹿児島では「海ぶどう」や「グリーンキャビア」と呼ばれているそう。


 ささっと水洗いをした海ぶどうは、意外にもほとんど匂いは無い。よく観察してみると、細長い茎から更に細い茎が出ていて、その先に丸い緑色の玉が付いている感じ。それを何も付けずに茎のまま食べてみれば、ほんのり塩味があり、プリプリッとして、あえて言えば数の子を食べている食感に似ているような。またこの微妙な風味が、何ともいえないテイストなのだね~。

 それから、添付のシークワーサー入りドレッシングにつけて食べてみたら、まあマンザラでもないが、全体の感想としては海のミネラルを摂取している感じかな~。んー、海のサラダとでも言っておこう。

メモ)
 この「海ぶどう」は、沖縄でも知る人ぞ知るもので、沖縄出身者でも知らなかったという人が多いもの。それもそのはず、「海ぶどう」が養殖されて世の中に出回るようになったのは、平成に入ってから。
 現在の沖縄でも「海ぶどう」はほとんど食べられておらず、地元観光料理店などで見かける程度だという。(2015.01)
©名物に旨いものあり0705 , 24rw , Update:2024/10/15