白石温麺
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白石温麺 (宮城)
白石温麺は、宮城に来て初めて知った手延べ製法の〝うどん〟(乾麺)なのである。
テレビ等で紹介されているのを見ると、白石温麺は「胃に優しいように油を使っていない麺」とのうたい文句。一瞬、え? と思ったが、一般のそうめん(三輪そうめん等)は、こねて伸ばした後にくっ付かないように食用植物油を塗るらしく。それに対して白石温麺は、油を使わず小麦粉をまぶしてくっ付かないようにしているそうで。
言うのは簡単だが、実際は大変なのであろう。それと「三輪そうめん」を悪く言うつもりはなく、油を使ったとしても、食べる段になると油は感じられないもの。それは製法の特徴を語っただけなのであろうと。
写真は地元白石市の老舗で食べた、味三色という温麺で、なんと、ゴマ、クルミ、醤油の三種類のつけダレで食べるもの。ゴマやクルミで素麺(のようなもの)を食べるなんて、なんてユニークなんだろう。
白石温麺は、ひやむぎ程の太さの丸い麺で、何と言っても最大の特徴が短いこと。たぶん、普通の素麺の半分くらいだと思う。この短さゆえ、上品な食べ方が出来る。ズルズルッとやらなくても、スルッと入る感じなのだな~。麺の味や感触は、冷麦や素麺と変わらない。でも、なんかうまいんだよね~。 |
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