吉原殿中(よしわらでんちゅう)
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吉原殿中 (茨城)
ふと見つけた水戸の銘菓、吉原殿中。一瞬、東京のあの有名な吉原に関連するものかと連想してしまうのだが、実際は全くの別物。どうやらこれは、水戸藩・奥女中の吉原さんが考えたという、伝統あるお菓子らしい。また、隣県埼玉の五家宝にも似ているのだそうで、五家宝の前身と言われてもいるもの。
ちなみに この吉原殿中は、1965年・水戸菓子工業協同組合により登録商標(第664129号)が取得されており、またそれは水戸の多くのお菓子屋さんで作られている。
んーと、手軽に安価なのを買ったせいか、かなりあっさりとした包装だった。で、袋からその吉原殿中を取り出してみると、あの五家宝よりかなり大きく、匂いはほとんど黄な粉の匂い。して、表面の黄な粉をボロボロこぼしながら かじると、メリメリッと音がし、中は柔らかくて白い”おこし”のような物からできている ふうだった。
それで思い起こせば、五家宝はその独特のワールドを作り上げていたが、こちらはどうしてか、意外にシンプルな黄な粉の味がした。もしかして、お店によっても違うのかな~。
うーん、一人2本ぐらいが丁度よいかの~。 |
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