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あん食
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あん食 抹茶あん食
全国名物神戸の名物 / クチコミ
㈱トミーズ
兵庫県神戸市東灘区魚崎南町4-2-46

品名:抹茶あん食
名称:食パン

:小麦粉、つぶあん、黒豆(大豆)、抹茶(国産)、砂糖、乳製品、植物油脂、イースト、食塩


内容量:500g

消費期限:製造日を含めて4日
保存方法:直射日光、高温多湿を避ける

※「あん食」は2007年に商標登録(商標登録番号 第5069847号)

あん食

(兵庫)

 テレビ番組を見ていたら、神戸ではトミーズというパン屋さんの「あん食」が人気だと‥。それは食パンの形をしていて、中には粒あんがマーブル状に練り込まれているのだそう。で、生地は主に小麦粉と生クリームで練り、そこへ小豆あんを混ぜて焼きあげるそう。

 と、そんなテレビ番組を見てからしばらくの後(一ヶ月ぐらい)、もうそろそろ、ほとぼりが冷めた頃だろうとネットから「あん食」の注文をしてみたところ、お届け日がなんと7ヶ月後になっていて‥。はぁ~、落胆のため息。

 ちなみに、神戸ではこれと似たようなパンがたくさん売られているようで、でも「あん食」は商標登録されているため、同じ名前では売られなく‥。ただ、見た目が同じ感じで「こしあん食パン」等という名前で販売されており、実質「あん食」なのである。まあ、それらもちゃんと売れて、受け入れられているのだから、それらも含めて「あん食」は神戸の味なのよね~と‥。


あん食②  実は、上記で注文したものをバカみたいに待つつもりでいたところに、近所のデパートのイベントで「あん食」が販売されるチラシを発見。

 で、購買当日、横入り婆さんの攻撃を受けたり、髪を引っ張られたり(それはウソ)しながら、やっとのことで「抹茶あん食」を手に入れたのじゃ。と、プレーンの「あん食」はダメじゃった。んー、何をしても誰も咎めることができぬヨボ婆さんとか、いろいろと手練(てだれ)の者が、沢山おっての~。

 さて、袋から出してみれば、砂糖が入っているからか案外黒っぽく焼かれているよう。で、ワクワクしながら切ってみれば、それは白色と緑色の生地が渦巻いており、下部には重力で下がった小豆あんと黒豆が沈んでいる感じ。あとは、普通の食パンより二回りほど小さいのかな~。でも持った感じ、重量感がある。

 そして、まず匂いから入ると、それは美味しそうな香ばしい匂い。食べてみれば、そりゃ、美味しくないわけがござらぬぞ~。んーとまあ、黒糖のような雰囲気を感じつつ、小豆あんの風味を感じつつ、甘みが抑えられて万人向けの‥。あとは、抹茶の存在はビジュアルに利用したものかな~。次、焼いてから食べてみたら、おう? ミルク風味が増しておるぞな~。

 まあ、確かに旨いことは旨いけど‥。二人でお昼代わりに2/3ほど食べてしまって‥。菓子パンだとすると、一個650円は高いかな~と思ったが、こうしてみると一人217円なので、そんなでもなかったのさ~。

パンと唾液このurl
 2019年のこの頃、日本では「耳まで柔らかいパン」が流行しているよう。それも、主にお年寄りの間で‥。それは高齢になると唾液量が減るから、水分量を多くした「耳まで柔らかいパン」が好まれているんだと‥。

 そして、それだけではなく「欧米人は固いパンが好きで、日本人は柔らかいパンが好き」なのも、この唾液量によるもの。それは、欧米人は唾液の量が多く、日本人は唾液量が少ないから、唾液量を必要とする硬いパンは日本人には食べにくいのだそう。

 ちなみに、食パンは直接パクつくよりも、ちぎって食べた方が美味しい(と思う)。それも繊維に沿って割くように‥。それはおそらく、ちぎった方がパンの繊維が分断されなく、口に入れたときに唾液がパンに吸い込まれないからかな~と筆者は思う。‥もしよかったら、お試しあれ~。
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