岩手の観光、猊鼻渓
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猊鼻渓
〒029-0302 岩手県一関市東山町長坂字町467 TEL.0191-47-2255
乗船料:1500円(往復約90分)、12月1日~2月末はこたつ舟で運航、正月3ヶ日は休み
時刻表 だいたい9:00~15:00ぐらい(季節により変動)の1時間おき、繁盛期は臨時便多数あり
駐車場は無料(食事処&お土産屋さん)と有料(500円)あり








ステキなツラガマエの人面魚も発見!
 日本百景の一つ、2kmに渡り切り立った石灰石の峡谷が続く名勝、猊鼻渓(げいびけい)にやって来ました。

 ここ東山町は石灰石の町でもあり、町の入口付近にはセメント工場や石灰石の大きな採掘場などが存在し、また、もう一つの観光地、エメラルドグリーンの地底湖がある鍾乳洞(とパンフレットに書かれてある)、幽玄洞という見所もあるようです。

 その石灰石の山々が連なる大地には、この砂鉄川が流れ(本当に砂鉄が採れた)、それは長い年月を経て山を削り、美しい白い岩肌の猊鼻渓を生み出しました(たぶん)。

 1時間に1本出るという舟下り乗り場に行ってみると、ありゃ、予定時間でもないのにお客さんが船に乗り始めています。どうも(この季節は)次々にお客さんが来るので、一船分の人数が集まったら即出発という段取りになっているようです。なので、さほど待つこともなく、すぐに出発となりました。

 さあ、ここからがショーの始まりです。舟下りは景色を楽しむことがメインだと思われがちですが、船頭さんの「舟歌と語り」を忘れてはいけません。素朴な語り口でお客さんを笑わせ楽しませるのですが、実は洗練されたストーリーになっていて、また、静かな峡谷に響き渡る舟歌が、なんとも良い感じなんですよね。‥実は船頭さんから一番遠い、船の入口に座ってしまったもので、日本語と中国語のオシャベリとざわめきで、よく聞こえないときがあって残念でありました。

 緩やかな流れの砂鉄川を、竹竿で川底を突きながら、ゆっくりと上流へ進むと、様々な峡谷美と奇岩の数々、鯉の群れ、カモ、すれ違う船々、これらをゆったりした気持ちで見ていると、いつの間にか心が洗われ、清々しい気分になっているのです。子供の頃に来たときは、なんとも思わなかったのですが、大人になって来てみると、その良さが染み入るように分かりまするな~。

 終点の上流部の船着場で降船。(確か)20分くらいの散策時間が設けられ、奥の橋を渡ると名物の「願掛けの穴」が待っておりました。100円で5個の運玉を買い、対岸の穴に投げて入れば願いが叶う、ヘソの穴なのです(鼻はもっと上にあるので)。

 早速、(土を固めて作ったような)運玉を買い、投げてみたわけですが、ご期待の通りさっぱり入りません。そこで急に少年に変身し、そこいらに落ちている石を拾い、投げつけてしまいました。が、そのうちに大人の判断が脳裏に浮かび、「待てよ、石を投げると岩にキズが付き、崩れてしまうなー」と考え直し、今度は平らな石を拾って水切りを‥。えーと、こんなことをやっているのは、私だけで。

 90分の全工程でしたが、短いと思うほど内容の濃い舟下り(実は上って下るよ)でございました。また来たいです。
2009.10

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